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ギリアド、革新的なHIV治療ポートフォリオとパイプラインの研究データを発表、科学的リーダーシップを強調

共同通信PRワイヤー / 2024年11月28日 11時0分


しかし、48週時、ビクタルビのTE-RAMリスクは、2カ月に1回投与のCAB+RPV注射剤より推定で78%[RR 0.22(0.02-2.02:95%信頼区間(CI))]、1カ月に1回投与のCAB+RPV注射剤より推定で46%[RR 0.54(0.06-5.27:95% CI)]低くなりました。2カ月に1回投与のCAB+RPV注射剤は、解析に含まれる全てのINSTIおよびPIベースのSTRよりもRAM発現率が高いことが示されました。さらに、ビクタルビの48週時のAEによる投与中止リスクは、1カ月に1回投与のCAB+RPV注射剤[RR 0.15(0.03-0.75:95% CI)]および2カ月に1回投与のCAB+RPV注射剤[RR 0.16(0.04-0.67:95% CI)]より有意に低くなりました。全体的に、解析ではビクタルビのTE-RAM回避率が最も高く、一方、2カ月に1回投与のCAB+RPV注射剤は、耐性バリアの低いSTRと同様、TE-RAMリスクに関連する薬剤耐性バリアが低いことが示されました。


世界的にINSTIを含むレジメンが広く使用されていることを考慮すると、これらの結果は、治療管理において、個人の治療歴や過去の薬剤耐性変異の状況を把握することの重要性を強調しています。


HIV/HBV重複感染

ALLIANCE試験(NCT03547908)は、治療を開始した成人HIV-1/HBV重複感染者を対象に、ドルテグラビル50 mg+エムトリシタビン200 mg/テノホビルジソプロキシルフマル酸塩300mg(DTG+F/TDF)と比較して、ビクタルビを評価する、現在進行中の第III相試験です。ALLIANCE試験は、未治療の成人HIV/HBV重複感染者を対象に、TAFベースとTDFベースのレジメンとを比較する、初の無作為化臨床試験です。同試験の目的は、HIV、HBV両方を効果的に抑制する可能性のあるレジメンの評価です。以前報告された結果では、どちらの抗レトロウイルスレジメンにおいても有効性が示されました。


HIV Glasgowで発表された非盲検継続投与段階の144週時のアウトカムは、治療を開始した成人HIV/HBV重複感染者を対象に、ビクタルビの研究的使用における長期有効性および安全性について報告しています。新たに発表されたデータでは、3年間の治療後も、ビクタルビは、HIV-1、HBVそれぞれについて、高いウイルス学的抑制(HIV RNA <50 copies/mLおよびHBV RNA <29 IU/mLと定義)を維持したことが示されています。144週時においても、ビクタルビは、HIV-1 RNA(99.0%)、HBV DNA(80.2%)ともに、高い水準のウイルス学的抑制を維持しました。

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