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ギリアド、革新的なHIV治療ポートフォリオとパイプラインの研究データを発表、科学的リーダーシップを強調

共同通信PRワイヤー / 2024年11月28日 11時0分


3年間を通しての安全性に関する結果は、ビクタルビの確立されたプロファイルと一貫性を示しています。試験治療下での有害事象(TEAE)が32%の被験者で報告されましたが、大半は軽度から中等度で、TEAEによる治療中止はわずか1%(n=1)でした。これらのデータは、抗ウイルス療法を開始した成人HIV-1/HBV重複感染者に対する、ビクタルビの臨床的ベネフィットを示しています。


HIV/HBV重複感染者に対するビクタルビの使用は研究段階にあり、本使用の安全性および有効性は確立されていません。


1日1回経口投与のビクテグラビルとレナカパビルの併用療法

ARTISTRY-1試験(NCT05502341)は、主に薬剤耐性歴により、ウイルス学的抑制を維持するために複雑な治療レジメンを必要とするHIV陽性者を対象に、開発中のインテグラーゼ阻害剤(INSTI)のビクテグラビル(BIC)とファースト・イン・クラスのカプシド阻害剤のレナカパビル(LEN)の1日1回投与の併用療法と、既存の治療を比較する、現在進行中の非盲検、多施設共同、第II/III相試験です。服薬のしやすさを理由として、シングルタブレットレジメンがHIVの標準治療となっていますが、最大8%のHIV陽性者が、複雑な治療レジメン(1日に2錠以上と定義)を受けていると推定されています。


ARTISTRY-1試験では、スクリーニング前に6カ月以上安定したベースラインレジメンの投与を受けた128名の陽性者が、1日1回経口投与のBIC 75 mg+LEN 25 mg、BIC 75 mg+LEN 50 mg、または現在の安定したベースラインレジメン(n=25)を継続の3つの投与群に2:2:1の比率で無作為に割り付けられました。複雑なレジメンによりウイルス学的に抑制されているHIV陽性者における、BIC+LEN投与の48週時のアウトカムについては、すでに発表されていますが、3つの投与群全てにおいて、6カ月時点で安定したウイルス学的抑制が得られ、試験全体を通してウイルス量は一貫して低値を示しました。


HIV Glasgowで発表された48週時の結果では、ベースラインレジメンからBIC+LENへの切り替え後に、脂質および血糖値を測定するパラメータが全体的に改善されたことが示されました。48週時に、BIC+LENの両群(BIC 75 mg+LEN 25 mgおよびBIC 75 mg+LEN 50 mg)において、複雑な抗レトロウイルスレジメン群と比較して、空腹時の脂質パラメータがベースライン時から全体的に改善されました。総コレステロール変化の中央値は、それぞれ-12.3%、-8.1%、+1.8%でした。空腹時の血糖値は同程度で、BIC+LENの両群はそれぞれ+3、+2、複雑な抗レトロウイルスレジメン群は-6でした。

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