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MSCI:サステナビリティ・気候変動 注目のトレンド2025

共同通信PRワイヤー / 2024年12月12日 16時2分

 

報道関係者各位


MSCIが毎年発行している「サステナビリティ・気候変動 注目のトレンド」の13回目となる最新版が本日発表になりました。


2025年以降の投資家や企業を取り巻く環境を形作る主要トレンドに焦点を当てた最新レポートでは、パブリック市場、プライベート市場、炭素市場を中心に、投資家のリスク管理や投資戦略の長期にわたる財務的な成功を左右する喫緊の課題を掘り下げます。


2025年の主な注目トレンド:


気運高まるプライベート市場:エネルギー移行のソリューションを求めて

世界中の投資家は今、リスクの軽減と、再生可能エネルギーやクリーンテクノロジーがもたらす機会の獲得を念頭に、ネットゼロ・ポートフォリオの推進よりもエネルギー移行を重視するようになっています。不確実性や課題を抱えるパブリック市場に対して、プライベート市場では、クリーンテクノロジーや再生可能エネルギーへの投資に対して明るい見通しが示されています。


パブリック市場とプライベート市場で異なる低炭素ソリューションへのエクスポージャー

·       パブリック市場では、低炭素ソリューションを提供する企業グループの市場価値の約30%が一般消費財セクターにあり、その大半を自動車メーカーが占めています。

·       プライベート市場では、同様の企業グループの市場価値の半分以上が公益事業に集中しており、中でも再生可能エネルギーの比率が高くなっています。

·       資本財・サービスセクターは、パブリック市場で27%、プライベート市場で22%と、いずれの市場でも大きなシェアを占めます。

パブリック市場は市場価値の大きさ、プライベート市場は成長速度

·       低炭素ソリューションを提供する企業グループの市場価値は、パブリック市場ではプライベート市場の23倍近くにのぼります。

·       一方で、同様の企業グループの市場価値を過去5年間の年平均成長率(CAGR)で見てみると、プライベート市場は17.0%で、パブリック市場の11.9%よりも相対的に高いことが分かりました。

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