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ウクライナ国立オデーサ歌劇場オーケストラ 日本公演がついに実現!

共同通信PRワイヤー / 2025年2月4日 15時0分


【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202502043763-O3-7R1kI4H8


神奈川県知事と駐日ウクライナ大使が記者会見で呼びかけ

 1月28日に行われた神奈川県知事記者会見では、セルギー・コルスンスキー駐日ウクライナ特命全権大使と吉田裕史マエストロが登壇し、黒岩知事とともに、ウクライナ支援の機運を高めるイベントとして本コンサートを紹介し来場を呼びかけました。神奈川県とオデーサ州の友好関係の歴史は古く、1965年から横浜市とオデーサ市は姉妹都市提携をしており、1986年には神奈川県とオデーサ州で「友好交流先」としての共同声明にも調印しています。このことを知ったマエストロが今回のコンサートの後援を神奈川県に依頼しました。神奈川県は2022年2月のウクライナ侵攻直後から自治体として避難者の受け入れをはじめとする支援を続けています。

 なお、この公演は、2025年3月で50年の歴史に幕を閉じ休館する神奈川県民ホールのクロージングコンサート「ありがとう神奈川県民ホール」の一環としても位置付けられています。また、神奈川公演では、特に若い人たちに聴いていただきたいという思いから、格安の学生料金が設定されています。


【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202502043763-O5-9K6YQZIQ


提供:神奈川県公式YouTubeチャンネル「かなチャンTV」


 戦時下で市民に勇気と希望を届け続けているオーケストラ

 マエストロは同記者会見で、2023年9月戦争勃発後に首席客演指揮者としてウクライナに入国した際に自身が経験した混乱や空襲警報、シェルターへの避難などの状況について語り、そのような状況下でウクライナ市民がどれほど音楽を必要としているかということや音楽の持つ力を強調しました。オーケストラのメンバーたちは、現地では停電のため1日に数時間ほどしかリハーサルすることができないため、本公演では異例の10日間のリハーサル期間が設けられているということです。文化大国ウクライナの誇る作曲家の作品をぜひ皆様に聴いてもらいたいとマエストロは訴えました。また、当日はウクライナからの避難者も招待予定で、交流を楽しんでもらいたいと付け加えました。

 コルスンスキー駐日大使は、戦禍のなかでも困難に屈することなく鍛錬し続けるウクライナのアーティストたちの努力と愛国心について触れ、美しいウクライナの音楽をぜひ聴きに来てくださいと呼びかけました。また、こういったイベントが継続的に開催され、ウクライナと日本との関係が文化に基づいたものになることを切に願うと述べました。

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