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「丹波は歴史の裏舞台」 明智光秀ゆかりの丹波の城をテーマに講演会

京都新聞 / 2024年4月15日 18時50分

亀山城について講演する黒川さん(福知山市中ノ町・市厚生会館)

 戦国武将・明智光秀とゆかりがある丹波地域の城をテーマにした講演会がこのほど、京都府福知山市中ノの市厚生会館であった。元亀岡市文化資料館長の黒川孝宏さんが、亀山城を中心に築城やその構造について絵図などを紹介して解説した。

 黒川さんは、亀山城や福知山城、篠山城が交通の要衝で山々に囲まれた盆地に位置していると指摘。光秀の本能寺の変や源義経の丹波路行軍などを挙げ、丹波のイメージを「京都に近く、軍事的に大きな出来事があった歴史の『裏舞台』だった」と話した。

 中でも、光秀の亀山城の築城と城下町の成立は「街道と水運を支配した領国経営の拠点となり、現在の亀岡市発展の基礎を築いた知将だった」と説明。その後、天下普請による軍事的拠点として整備された層塔型五重の天守は「あらゆる方向に対応でき、軍事的にも最先端の天守構造だった」などと強調した。

 講演会は、市内の歴史愛好家らでつくる「福知山史談会」が主催し、市民ら約50人が参加した。

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