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太りにくいお酒の飲み方って?栄養士が教えるコツ3つ

つやプラ / 2018年6月15日 19時30分

ジメジメした梅雨がすぎると、太陽がカンカン照りな日が続きますよね。気温がぐんと高くなり、ビール等のお酒が美味しい季節がやってきます。

ですが、「カロリーが気になってお酒を思い切り楽しめない」などのお悩みはありませんか?

今回は、管理栄養士の筆者が、「太りにくいお酒の飲み方」を3つご紹介していきます。

■お酒を飲むと太るのはなぜ?

お酒に必ず入っている「アルコール」を分解する「肝臓」という臓器は、糖質や脂質を消化吸収する臓器でもあります。

お酒を飲むとアルコールの分解がなによりも最優先されるので、一緒に食べたおつまみの栄養素を消化吸収できず、脂肪として蓄えられることが多いのです。

では、どうしたらお酒を飲んでも太りにくくなるのでしょうか?

■お酒を飲んでも太りにくくなる対策3つ

(1)お酒を飲む前に「食物繊維」をとる

酒類は一気に血糖値を上げ、その後乱降下を引き起こすきっかけにつながります。お酒を飲んだ次の日に、食べても食べても満腹感が満たされないのはこのためです。

「食物繊維」は血糖値を上げにくくしてくれるため、暴飲暴食を防いでくれます。

「食欲」は「血糖値」ときっては切れない関係にあります。人は血糖値が下がると「空腹」のサインが、血糖値が上がると「満たされた」のサインが出ます。

血糖値は食べ物を食べれば必ず上がるものですが、大切なのは「上がる速度」です。

緩やかに上昇するのと急激に上昇するのの違いは、消化管の活動スピードにもかかわり、血糖値の上昇が緩やかな方が暴飲暴食をせずにすむのです。

お酒を飲む3時間前に食物繊維を摂るのが理想

食物繊維の消化吸収には3時間を要するので、3時間前に食すことが理想ですが、むずかしい場合は、手軽に食べられる「おからクッキー」や、コンビニエンスストアに売っている「野菜スティック」等を食べてから、お酒を飲むと良いでしょう。

(2)「ビタミン」や「ミネラル」が豊富なおつまみを食べる

お酒を飲む時に「味の濃いもの」「脂っこいもの」が食べたくなるという方は、「ビタミン」や「ミネラル」が豊富なおつまみにシフトしてみることをおすすめします。

ビタミン群の中でも「ビタミンB群」は、主に疲労回復や、肌のハリや潤いを保つ働きがあります。また、貧血や皮膚炎の予防効果もあります。しかし、アルコールを分解する時に大量に使われるので、不足すると美容面にも影響が出ます。

ですので、「枝豆」「和え物」「牡蠣」「魚介のスープ」「チーズ」「刺身」「湯豆腐」「豚ニラ」等がおすすめのおつまみとなります。

(3)お酒を飲んだ次の日は、朝ご飯をしっかり食べる

お酒を飲むと血糖値の乱降下が起こりやすくなります。血糖値が乱れると、食べたものがうまく消化吸収されず、エネルギーに変えにくくなるため脂肪に変わってしまい、脂肪を溜め込みやすくなります。

そんな時に朝ご飯を抜くと、さらに血糖値が乱れ、余計に脂肪が溜まりやすくなります。

「二日酔いで食欲がない」「寝坊して食べる時間がない」という方は、手軽に食べられる「バナナやヨーグルト、味噌汁」等を試してみてください。

いかがでしたか? ご紹介した方法を行うことで次の日がラクになり、身体への影響に変化がみられるかもしれません。

厚生労働省が出している「飲酒ガイドライン」では、1日に推奨されるアルコールドリンクは、「ビール中瓶1本」「酎ハイ1本(350ml)」などとされています。また、休肝日は週に2日は入れるがすすめられています。

適度にお酒と付き合って、楽しく健康に過ごしていきましょう!

(管理栄養士/おやこ食育プランナー/美食ライフプランナー やなぎさわえりな
「すべての女性は美しい」をモットーに「食べる」ことを通して自分らしく育児も自分磨きも楽しむメソッドを提案。)

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