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ヨーグルトでむくむ?梅雨の不調が防げるヨーグルトの食べ方

つやプラ / 2020年6月19日 21時30分

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「免疫力アップや美肌のために、ヨーグルトを毎朝食べている」という方も多いと思います。しかし、薬膳の世界では、梅雨時期のヨーグルトの食べ過ぎはNGです。

なぜなら、身体の重だるさや気持ちの落ち込み、むくみなどの不調を招きやすくなるからです。梅雨時期に体調を崩しやすい方は、ヨーグルトとの付き合い方を見直してみましょう。

国際薬膳調理師の筆者が、梅雨時期のヨーグルトの食べ過ぎがNGな理由についてご紹介します。

■梅雨時期は余分な水分が原因で不調が起きやすい

梅雨になると、下記の項目のような不調に悩まされることはないですか?

・身体がだるくて動くのがしんどい。

・気持ちが落ち込んでやる気が出ない。

・食欲が落ちる。

・お腹をくだしやすくなる。

・身体がむくむ。

これらは、「湿邪(しつじゃ)」という水分の多すぎによってもたらされる不調と考えられます。

薬膳の世界では「自然界でおこることは私たちの身体のなかでも起きる」という考え方をします。梅雨時期は外界で雨量が多く湿度が高くなるため、私たち人間の身体も余分な水分を溜め込みやすくなっています。例えるならば、水をたっぷり含んだスポンジのような状態です。

■ヨーグルトの食べ過ぎがNGなのはなぜ?

上記で多すぎる湿気によって不調を起きやすいとお話しをしましたが、その原因は主に食生活にあるといわれています。

薬膳の世界では、梅雨は胃腸系である「脾(ひ)」という臓腑がダメージを受けやすいシーズンです。この脾が苦手なものが “冷たいもの” と “ベタベタしたもの”です。

ヨーグルトはこの2つの要素を含んでいますので、梅雨時期は控えめにしないと胃腸不調を招きやすくなってしまいます。

乾燥やほてりを感じた時に食べる

特に、普段からむくみや冷え、胃腸が弱いと悩んでいる方はヨーグルトとあまり相性が良くない体質と考えられます。

梅雨を元気に乗り切るためにもヨーグルトを常にストックするのではなく、乾燥やほてりを感じた時にいただくようにしましょう。

■ヨーグルトが向いている季節や体質

ヨーグルトは身体に必要なうるおいを生み出す働きをもっていますので、コロコロした便が出る「乾燥便秘」や「乾燥肌」の改善に力を発揮します。

汗をかきやすい夏場、乾燥しやすい秋冬に向いている食材です。普段から汗をかきやすい暑がりな体質の方と相性が良いでしょう。

冷たいヨーグルトはNG

冷たいヨーグルトを食べることは脾の負担になりやすいので、ホットヨーグルトにしたり身体を温める甘酒やシナモン、ジンジャーパウダーなどのスパイスをプラスしましょう。

ただし、暑がりな方はスパイスは控えめにしてください。

ヨーグルトが悪者ということではありません。ただ、梅雨時期との相性があまり良くない食材ですので、調子を崩しやすい方はヨーグルトとの付き合い方を見直してみてくださいね。

(薬膳ライフバランスプランナー/国際薬膳調理師/コラムニスト 倉口 ゆうみ)

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