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ガンダム初心者が『水星の魔女』の次に観るべき作品を考える 今後の覚悟のため『V』か?

マグミクス / 2023年2月1日 17時10分

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■膨大なシリーズ作品のなかで『水星の魔女』と親和性が高いのは?

「ガンダム」シリーズの7年ぶりの新作TVアニメとして放送され、2022年末から2023年初頭のアニメ界を湧かせた『機動戦士ガンダム 水星の魔女』第1クール。特に1月8日の最終回の衝撃は、今でも鮮烈に覚えている人が多いでしょう。

 各種インタビューによると、『水星の魔女』は「ガンダム」シリーズにあまり触れことがない人や若い世代もターゲットにして制作されたそうです。世間の大きな盛り上がりを見ると、その試みは成功したと言っていいでしょう。

 そこで今回は、『水星の魔女』から本格的に「ガンダム」に入った人に向けて筆者がおすすめしたい「次の『ガンダム』」3作品を紹介します。

●今後の覚悟を決めるために…『機動戦士Vガンダム』

『水星の魔女』の物語は、『コードギアス 反逆のルルーシュ』や『革命機ヴァルヴレイヴ』で知られる脚本家・大河内一楼さんがシリーズ構成を手がけており、衝撃展開の連続が印象的でした。ほかの「ガンダム」シリーズで似た傾向の作品と言えば『機動戦士Vガンダム』でしょう。

 俗に「黒富野」や「皆殺しの富野」と呼ばれる時代の富野由悠季監督による同作は、ウッソ・エヴィンという少年が主人公ながら周囲の人びとが悲劇的な展開を迎えることが多々あります。ネタバレを避けるために詳細は避けますが、特にウッソの母や味方部隊であるシュラク隊メンバーの散り際は今もファンの間では語り草。刺激を求めるかただけでなく、『水星の魔女』の今後に覚悟を決めたいかたにもおすすめです。

●今からでも追いつきやすい『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』

『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』ビジュアル (C)創通・サンライズ

「ガンダム」のすごさを感じるなら『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』がいいでしょう。同作は1989~1990年に発売された小説を原作に2021年に映画化した作品です。その時間感覚からもシリーズの長大な歴史を感じられますが、注目したいのが映像面。全編にわたって映画らしいダイナミックさと美しさを感じられるなかでも、中盤における夜の市街戦は特筆もの。人気シリーズの最新作にふさわしいすごみと、「ガンダム」らしいハードさを存分に感じられるでしょう。

 まだ3部作のうち第1部しか作られていないため、マフティー・ナビーユ・エリンと名乗るテロリストの物語は完結していません。ただし、それは短い時間で追いつけると言い換えることもできます。現在映画を分割してTVシリーズとして放送中でもあり、手軽にチャレンジしやすい1作でもあります。

●百合っぽさを求めるなら『∀ガンダム』

『∀ガンダム』ビジュアル (C)創通エージェンシー・サンライズ

『水星の魔女』が「百合作品」かどうかは人によって解釈が分かれるでしょう。ただ前クールに放送されていた人気作『リコリス・リコイル』の影響か、スレッタとミオリネの関係をそうとらえて盛り上がっていたファンも少なくありませんでした。

 そうした人に向けて百合風味の強い「ガンダム」をおすすめしたいところですが、これがなかなかの難題。ある作品では最終的にヒロインふたりが同性婚したという裏話がありますが、これは作中では描かれないため除外。強いて言うならスパイアクション『プリンセス・プリンシパル』の主人公コンビを百合だととらえて楽しめる層であれば、『∀ガンダム』のキエルとディアナにも同じときめきを感じられるかもしれません。

 もちろんここまでに紹介したもの以外にも、単純に面白い作品や、「ガンダム」の歴史を知るために外せない作品はあるでしょう。『水星の魔女』第2クールは2023年4月から放送予定。もし周囲に『水星の魔女』から入ったという人がいたら、あなたなりの「次の『ガンダム』」を勧めてみてはいかがでしょうか。

(はるのおと)

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