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「地上波アニメで大丈夫?」「爆笑確定」 『範馬刃牙』ピクル編の衝撃シーン3選

マグミクス / 2023年10月2日 18時10分

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■武術が通じず幼児退行?

 T-レックスを捕食していた「史」上最強の原人・ピクルが岩塩層での1億9000万年の眠りから覚め、刃牙たちと戦う、『刃牙』シリーズの第3部『範馬刃牙』の「野人戦争(ピクル・ウォーズ)編」は、2023年7月26日からNetflixで配信開始されたアニメ『範馬刃牙』の第2期で描かれ話題になりました。

 そして、10月1日から地上波での放送も始まった「野人戦争編」では、爆笑シーンや「地上波で放送して大丈夫なの?」と思われるような、残酷な衝撃シーンが多々あります。

※この記事では、『刃牙』シリーズ3部『範馬刃牙』の「野人戦争(ピクル・ウォーズ)編」のネタバレに触れています。

●勇次郎の「パンスト顔」

 まず紹介したいのは、『刃牙』シリーズの圧倒的最強キャラ・範馬勇次郎が披露した、爆笑必至の「パンスト顔」です。

 ピクルは「人類の宝」とも言うべきその貴重性から、訪日後は米軍厚木基地内の強化ガラスの檻に保護されていましたが、彼と戦いたくてたまらない地下闘技場戦士たちは、各々個別に基地へと潜入し、ピクルの檻の前に集結しました。そして、その場に悠然と現れた勇次郎は顔と身体で強化ガラスの檻を押し破り、無理やり檻内に侵入したのです。

 強化ガラスを押し破る際にガラスに押し付けられた勇次郎の顔は、パンストを頭にかぶせて上に引いたような、いわゆる「パンスト顔」になっていました。この独特すぎる檻内への侵入方法と、板垣先生の圧倒的な画力で描かれたパンスト顔および侵入後の「オジャマ…」の一言のインパクトは絶大で、連載当時は大きな話題になりました。「『刃牙』で一番笑った」という声も多いこの場面がアニメでどのように表現されたのか、地上波で初めて見る方は要注目の笑撃シーンです。

●烈海王のグルグルパンチ

 地下闘技場戦士たちのなかでピクルと最初に戦ったのは、中国武術の達人・烈海王でしたが、ふたりの戦いはピクルの強さと異質さが浮き彫りとなる衝撃シーンの連続となりました。

 烈は序盤から中国武術を駆使して攻めますが、ピクルの圧倒的な耐久力の前に全く通用しないことを悟ると、烈は「烈海王」としての誇りを守るため、武術を捨てる決意をします。そして、武術を捨て、「烈永周」の本名を明かした烈が繰り出したのは、癇癪を起した子供のように泣きながら両手をぐるぐると振り回して殴る「グルグルパンチ」でした。

 武術を極めた達人・烈がまるで幼児退行した(作中では「まるで雌」とも表現されていました)かのように攻撃する姿は、とても衝撃的です。しかしこの戦いは、決着後の光景がさらに衝撃的なものでした。

「グルグルパンチ」の後、とあるきっかけで再び武術家に戻った烈の攻撃を受けたピクルは、獣のような「前傾姿勢」をとります。ピクルの本気を見て取った烈は、中段突きで迎え撃ちました。激しい激突の結果、烈が気を失い、勝負がつきます。そして、勝者であるピクルは、気を失った烈を生きたまま食べ始めたのです。

 その後、烈の命は助かるものの、彼は右足を失い、さらに自分が負けたらピクルに命を差し出すつもりだったのに生き延びたことを恥じます。古代人にとって戦いとは食料を得るための狩猟なので、ピクルにとっては当然の行為でしたが、人間同士の戦いで「喰われる」という決着の仕方のため、地上波の放送が少し不安になる衝撃的な場面でした。

●愚地克巳の「灼熱の夏」

「野人戦争編」では、これまでのシリーズで好勝負はするものの勝負に対する執念が薄かった空手の天才・愚地克巳が「大覚醒」を見せており、その見事な戦いぶりがファンの間で話題になりました。

 前述の厚木基地の場面で、勇次郎を挑発して「だから相手にもされんのだ 俺にも刃牙にも父親(愚地独歩)にも」と辛らつなひと言をもらった克巳は、一念発起します。そして、烈海王や中国武術の頂点・郭海皇の協力で、自身の代名詞である「全身の関節を駆使した加速」による「マッハ突き」を、衝撃波でガラスを割るほどに進化させピクルとの戦いに挑んだのです。

 しかし、進化したマッハ突きは、音速を超えた衝撃で自身の手足をもズタズタに傷付けてしまう技でした。自らの手足をボロボロにしながら戦う克巳は、腕を鞭のように引くことでさらなる速度を引き出す、マッハ突きの最終形態「当てない打撃」を繰り出します。絶大な威力を発揮する技でしたが、その反動は大きく、克巳の右腕は、肉が吹き飛び、骨が露出するほどのダメージを受けたのです。

 思わず目を背けたくなるほど痛々しい場面でしたが、強靭な「原始の肉体」を持つピクルのダメージはすぐに回復する程度のものでした。ボロボロの克巳は、ピクルに右腕を食い千切られ、餌として食べられる覚悟をしたところで意識を失います。しかし、克巳の戦いぶりか圧倒的な努力と犠牲を感じとったピクルは、倒れている克巳に祈りを捧げると、空腹のまま帰路についたのです。

 言葉の通じないピクルにも感銘を受けさせるほどの戦いを見せた克巳の心技が成長した姿は、その戦いの内容や、決戦前の「親子の物語」と合わせて大きな衝撃、感動を残しました。

「野人戦争編」には他にもピクルが公衆の面前で女子アナを襲ってしまう場面や、ピクルと噛みつきを得意とするジャック・ハンマーとのバトルなど、短いながらも勃発する「ピクルvs花山薫」など、多くの衝撃シーンが展開されています。地上波版でどの程度規制が入るかは不明ですが、刺激を求めている方には、お勧めのアニメです。

(SU_BU)

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