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「1話」から衝撃の連続… 序盤から濃密すぎるアニメ3選 「時間短っ」「衝撃がすごい」

マグミクス / 2024年2月29日 12時5分

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■1話ってこうでなきゃ! 「開始1分で性癖」な刺さりまくりアニメ

「アニメの世界にどっぷり浸かりたい……」と思うこと、ありませんか。そんな日は、冒頭から面白くて沼らせてくれる作品に出会いたいですよね。特に、第1話から神アニメの気配を感じると、その時点で「掘り出し物を見つけた」と達成感を味わえるでしょう。ネット上で「めっちゃ引き込まれる」「1話1話が映画のよう」と評判の、「1話から最高過ぎたアニメ」を3作品、みてみましょう。

※この記事は、『Vivy -Fluorite Eye’s Song-』『戦姫絶唱シンフォギア』『幼女戦記』のネタバレを含みます。

●『Vivy -Fluorite Eye’s Song-』

 AIが働く複合テーマパーク「ニーアランド」のキャストであるヴィヴィ(CV:種﨑敦美)は、史上初の自律人型AIです。「歌でみんなを幸せにする」という使命を胸に、あまりお客のいないステージで日々歌い続けていました。

 ある日、いつものようにステージに立ったヴィヴィは、何者かの接触を受けます。接触してきたマツモト(CV:福山潤)は、「100年後の未来からやってきたAI」だと名乗りました。そして、「未来の戦争を回避するため、僕と一緒にAIを滅ぼしてほしい」と頼んできたのです。

『Vivy -Fluorite Eye’s Song-(ヴィヴィ ‐フローライトアイズソング‐)』は、『Re:ゼロから始める異世界生活』の原作者である長月達平さんがシリーズ構成・脚本を務めたオリジナルアニメです。第1話は、AIに人間が虐殺される、ショッキングなシーンから始まります。

 虐殺の舞台は、未来の「ニーアランド」と思われる場所です。銃声や悲鳴が聞こえる一方で、明るいBGMが流れ、AIキャストが「みんな~!盛り上がっていこう~!」と人びとの屍に呼びかけます。マツモトはこの未来を変えるために、ヴィヴィのもとへやってきたのです。

 戦争を防ぐには、歴史の修正点であるシンギュラリティポイント「だけ」を改変する必要があります。そのため、ヴィヴィが出会った人やAIが、改変に伴って危機に陥っても、助けることはできません。本来の使命との矛盾や自分のふがいなさに葛藤するヴィヴィですが、未来の戦争を防ぐことはできるのでしょうか。

 人の心や自我とは何なのか、AIとどう違うのか……。近年身近になってきた話題を、「進撃の巨人」シリーズを手がけたWIT STUDIOが美しく描く、隠れた名作です。

『Vivy -Fluorite Eye’s Song-』は、「dアニメストア」「U-NEXT」「Amazon Prime Video」ほか配信サービスで見ることができます。

※種崎さんの「崎」は、「大」ではなく「立」が正しい表記

■予想外のギャップに「…ん?」

画像は「戦姫絶唱シンフォギア 1 (初回生産限定版)」DVD(キングレコード)

●『戦姫絶唱シンフォギア』

 私立リディアン音楽院に通う小日向未来(こひなた みく/CV:井口裕香)は、豪雨のなか、墓参りに来ていました。傘もささず、未来が泣き崩れたのは、親友である立花響(たちばな ひびき/CV:悠木碧)の墓の前でした。

 その2年前、響はアーティストデュオ「ツヴァイウィング」のライブ会場にいました。ライブを楽しむ響でしたが、会場は突然、認定特異災害「ノイズ」に襲われます。ノイズに襲われた観客が次々と炭素の塊と化し崩れ去るなか、響も戦闘に巻き込まれ、大出血してしまいます。

『戦姫絶唱シンフォギア』は、『マクロスΔ』を手掛けたサテライトによる、オリジナルアニメです。響の墓参りから始まる、なんともインパクト大の幕開けを見せる本作ですが、響が亡くなるのは第1話ではありません。意外な人物が、その身を犠牲にします。

「ツヴァイウィング」の風鳴翼(かざなり つばさ/CV:水樹奈々)と天羽奏(あもう かなで/CV:高山みなみ)は、対ノイズ兵器「シンフォギア」をまとい、ライブを襲ったノイズたちと戦いました。しかしノイズの多さに覚悟を決めた奏は、「絶唱」という最終手段を使うのです。

 第1話の驚きの展開は、それだけではありません。命を助けられた響は、後日再びノイズに襲われた際、とある力に目覚めてシンフォギアをまといます。しかし、その様子はまるで獣のようで、赤い目を光らせ、破壊衝動をみなぎらせているのでした。

 本作は「歌」を中心に物語が展開され、バトル中も基本的に歌い続けるうえ、予想の斜め上を行く熱い展開が繰り広げられます。セオリーを無視したはちゃめちゃな展開も、本作の魅力のひとつです。その破天荒を特に知りたい方は、3期にあたる「GX」の第1話もおすすめです。

『戦姫絶唱シンフォギア』は、「dアニメストア」「Amazon Prime Video」「U-NEXT」ほか配信サービスで見ることができます。

●『幼女戦記』

画像はアニメ『幼女戦記』キービジュアル (C)カルロ・ゼン・KADOKAWA刊/幼女戦記製作委員会

 帝国は、共和国からの不意の全面攻勢にたじろぎ、国境付近のライン戦線を、急いで再配置していました。さらに帝国軍は、増援として航空魔導部隊を投入しますが、部隊はまだ新兵ばかりで劣勢は変わりません。しかも部隊の小隊長は、金髪碧眼の幼女だったのです。

 しかしその幼女、ターニャ・デグレチャフ(CV:悠木碧)は、冷静で圧倒的な強さを誇ります。神への祈りをつぶやきながら爆炎術式を放ち、容赦なく敵を蹴散らすターニャは、味方にさえ「あれは、幼女の皮をかぶった化物です!」と恐れられているのでした。

『幼女戦記』は、同名ライトノベル(著:カルロ・ゼン、イラスト:篠月しのぶ/KADOKAWA)を原作としたアニメです。細身で小柄な幼女が、無慈悲なまでに敵をなぎ倒していくギャップに、第1話から目が離せなくなる可能性大です。

 かわいらしい姿と声のターニャですが、口答えした部下には容赦なく抜刀しそうになるなど、中身は冷酷な軍人です。戦場で活躍するその姿は「戦場の妖精」と言われることもありますが、第1話のサブタイトル「ラインの悪魔」もまた、ターニャのふたつ名なのです。

 そんなターニャの意外な目的は、「生き延びて安全な後方地域で出世し、安定した将来を手にすること」です。なぜそう思うようになったのか、そもそも幼女がなぜ出世したのかなど、そのヒントは第2話で明かされます。

 悪魔と呼ぶにふさわしい無慈悲な笑みと、ターニャ役である悠木さんの迫力ある演技に注目です。

『幼女戦記』は、「dアニメストア」「U-NEXT」「Amazon Prime Video」ほか配信サービスで見ることができます。

* * *

 ぜひ見ていただきたい作品ばかりですが、引きが強い分、ハマってしまうと抜け出すのは至難の業です。生活に支障が出ないよう、用法・用量を守ってご視聴ください。

※配信状況は記事掲載時点のものです。

(新美友那)

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