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「もしやパッケージ詐欺?」可愛すぎる絵柄にダマされた「トラウマ級作品」3選

マグミクス / 2024年3月10日 17時50分

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■「グロすぎた?」ジャケ絵と内容のギャップに戦慄!

 アニメのキービジュアルやマンガの表紙などは、作品を手に取るうえで重要な要素のひとつではないでしょうか。しかし、イラストの雰囲気と作品の内容に大きなギャップがある作品も存在します。

 今回は、一見ホラー系と分からず観てしまい、トラウマレベルのグロ描写が存在したマンガやアニメ作品を見ていきましょう。

●『魔法少女育成計画』

 遠藤浅蜊氏によるライトノベル『魔法少女育成計画』(宝島社)は、2016年にアニメ化された作品です。かわいらしいイラストに加えて、ゆるふわな雰囲気の漂う本作品ですが、実はグロテスクなシーンが多く描かれています。

 同作は、ソーシャルゲームをプレイしていた主人公の姫河小雪(ひめかわこゆき)が、スマホ画面に突如現れた「いますぐ魔法少女になる」というボタンを押し、現実世界で魔法少女・スノーホワイトとして生活していくというストーリーです。

 お年寄りを助けるなど、魔法少女としての生活を満喫していたある日、ゲームの運営側からバトルロワイアルを実施すると告げられ、魔法少女同士で戦うことを余儀なくされてしまいます。この作品の恐ろしさは、魔法少女として敗北すると「リアルでも本当に死ぬ」という設定にあります。

 物語が進むにつれて複数の魔法少女が脱落する姿が描かれていきます。顔を壁に叩きつけられ血だらけになったり、背後から首をはねられたりと、魔法少女同士の戦いは予想もしなかった残忍なかたちで描かれました。

 ネット上では、本作品について「容赦ない血しぶきがエグかった」「もっとライトな内容かと思ったらダマされた」といった声があがっており、想像とは異なる展開に困惑した視聴者も多かったようです。

●『神様の言うとおり』

 2011年から2012年まで「別冊少年マガジン」(講談社)にて連載されたマンガ『神さまの言うとおり』(原作:金城宗幸氏 作画:藤村緋ニ氏)の第1巻・表紙は、大きなダルマが描かれているだけでした。

 そんな同作は、突如現れたダルマが行うデスゲームに高校生たちが巻き込まれる物語で、冒頭に教師の頭が破裂するシーンや、こけしが登場するゲームで生徒の胴体が真っ二つに裂かれる描写など、グロシーンが多数ありました。

 ネット上では「自分が思っているより5倍怖かった」「ホラーと思わずに読んだら大間違いだった」と想像以上の展開に驚く声があったほか、「誰も助かりそうもない絶望感にハマる」「超理不尽&超スプラッターの世界でしばらくダルマを直視できなくなる」などと、手に汗握る展開とグロテスク度合いに魅了された人も少なくありません。

 ちなみに、本作品は2014年に俳優の福士蒼汰さん主演で実写映画化もしており、描写や内容が原作に忠実に再現され、高評価されています。

■完成された物語+グロテスク=神アニメ?

『ひぐらしのなく頃に解』ビジュアル (C)2007竜騎士07/雛見沢御三家

●『ひぐらしのなく頃に』

『ひぐらしのなく頃に』は、同人サークル「07th Expansion」が制作したゲームを原作として、2006年にアニメ化もされました。同作に登場するかわいらしいキャラたちが、予想もしなかった行動をしていくさまに、驚かされた視聴者も多いのではないでしょうか。

 同作は、昭和58年の雛見沢村(ひなみざわむら)で起きた謎の怪死事件を中心に、物語が進行していきます。「鬱アニメ」としても知られ、数々のグロテスクな殺傷、拷問描写なども話題になった作品です。

 村の風土病である「雛見沢村症候群」を発症した人は全員、自分の喉をかきむしって苦しみながら死ぬという場面や、生爪を剥ぐシーンなど、思わず目を背けたくなるシーンが多数ありました。

 視聴者からは「かわいいキャラがえげつないことしていて、普通に引く」「萌え絵と作品の不穏な空気が見事に調和している」といった声があがっており、作品内容と絵柄のギャップに定評のある作品と言えそうです。

 本作品のシリーズはOVAやアニメオリジナル作品を含めて計6作も放送されており、人気の高さがうかがえます。

 パッケージやジャケ絵の雰囲気だけで作品内容を予想すると、大きく裏切られるケースは珍しくありません。今回振り返った3作品を未読・未視聴の方は、あらかじめ心の準備をしておくとよいかもしれませんね。

(LUIS FIELD)

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