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「ずっと待ってる」「発表されたのに」 実現する?「実写化希望」の声多いマンガ

マグミクス / 2024年3月7日 17時10分

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■「実写化発表」から音沙汰なしの作品も

 毎年何作品も「マンガの実写化」作品が作られており、評価されヒットするものも増えていますが、やはり発表時は「なぜこれを」「無理じゃないか」と物議を醸してしまうケースが少なくありません。一方で、「これは実写化しやすいはず」「○○さんに演じてほしい」などと、積極的に実写化を望む声も目立つマンガもあります。いくつかの作品を振り返りましょう。

 数々のギャンブルマンガのヒット作を手掛け、「カイジ」シリーズ、『アカギ ~闇に降り立った天才~』『銀と金』など実写化が多い福本伸行先生の作品のなかで、まだアニメ化も含め映像化されていない代表作が『最強伝説黒沢』(2002年~2006年連載)です。

 ギャンブルではなく、さえない40代半ばの現場監督の中年男性、黒沢の日常の悩みや巻き起こる悲喜劇を描いており、高い人気を得ています。続編『新黒沢 最強伝説』やスピンオフの『最強伝説 仲根』も作られたヒット作で、連載当時からネット上で「実写化されそう」「深夜ドラマっぽい」などの意見が出ていましたが、まだそういった企画の発表はありません。

 近年でも「佐藤二朗主演で勝負すべきだと思う。顔のでかさもガタイの良さも完璧」「途中から格闘要素も出てくるし、けっこういろんな見どころのある実写版になるんじゃないか」「笑いあり感動ありでギャンブルしないから比較的一般向けだと思う」「太郎に抱きつく場面が実写化されたら絶対泣く」「刺さる名言の数々を渋い中堅俳優たちの口から聞きたい」など、希望の声は多いですが、果たして実現する日は来るのでしょうか。

 その他、予算はかかりそうですが、実写化を望む声が多いのが現在も連載中の『怪獣自衛隊』(作:井上淳哉)です。令和X年、大津波を巻き起こした北マリアナ海溝での海底地すべりをきっかけに、日本に巨大怪獣たちが現れ災害を巻き起こすという内容で、自衛隊や警察官たちの過酷な戦い、日本の国際関係や外交問題も取り入れたリアルなストーリーで人気を博しています。

 大ヒット作『シン・ゴジラ』を彷彿とさせる「政治サスペンス×怪獣パニック」といった趣(おもむき)の同作にも、「大予算をかけて妥協無しに『怪獣自衛隊』を実写化すべき」「ゴジラの様なヒーローなき実写怪獣映画化を希望したい」「特技監督は樋口真嗣さんで実写化してほしい」など、さまざまな期待の声が出ています。

 特に、巨大怪獣「オロチ」が主人公の防人このえが乗る豪華クルーズ船「富岳」を襲うエピソードは、1巻からコミックス3巻途中まで描かれた内容で、2時間ほどの映画にまとめやすそうな内容です。『沈黙の艦隊』が海上自衛隊の全面協力を得て実写化された昨今、『怪獣自衛隊』の人気がさらに上がっていけばあり得るのではないでしょうか。

 また、なかには「実写化発表」が行われるも、その後続報がないマンガもあります。実在の武将である古田織部を主人公に、茶器や美術、建築など戦国時代に花開いた美しい文化を題材にした山田芳裕先生の歴史マンガ『へうげもの』は、連載終了後の「週刊モーニング」2018年6号や、最終25巻の帯にて「実写化企画進行中」と発表されていました。しかし、今に至るまで実写化はされていません。

 スタッフもキャストも、映画化なのかドラマ化なのかも不明のままですが、現在もSNS上で「ずっと待ってるけどあれどうなったの?」「『へうげもの』マジで実写化してほしい…戦国ものだし、あまり外れないと思うんだけど」「実写『へうげもの』、古織は星野源かな。利休は岸部一徳さんしかないし、上田殿は桐谷健太くんが良いです」「グロイ場面多いけどNetflixでぜひ」など、いろんな意見が出ています。なかには、まだ実現していない「マンガ原作の大河ドラマ」化を期待する声もありました。

 発表から6年も経ってしまっていますが、もしここから『へうげもの』実写化が実現すれば大きな盛り上がりを見せそうです。「世界初の本格的歴史長編ギャグマンガ」とも言われた独特な作風の同作は、どんな実写版になるのでしょうか。

(マグミクス編集部)

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