【漫画】家で娘が、突然の嘔吐！ 母の手際の良さに2千人が「すごい！」「保育士あるある」【作者インタビュー】

■子供の嘔吐に、母の迅速な準備がスゴい！

　子供が嘔吐したときの対応について描いたマンガ「保育士あるある こんな時保育士で良かった」が、Instagramで2300以上のいいねを集めて話題となっています。

　保育士をしている作者。ある日、家で娘が嘔吐してしまいました。作者は慌てることなく、迅速に準備をしてから娘のもとへ駆けつけたのですが、夫は……。読者からは、「保育士さん、すごい！」「こんなふうに対応できるようになりたい」「介護職も同じです！」などの声があがっています。

　このマンガを描いたのは、保育士・イラストレーターのアミンさんです。保育士として働くなかでの出来事や、日常の出来事をマンガにして、Instagramで発表しています。アミンさんに、作品についてのお話を聞きました。

ーー息子さんに呼ばれてから、準備をして処理に駆けつけるまで、どのくらいの時間だったのでしょうか？

　嘔吐処理セットを用意してあったので、1～2分で駆けつけられたと思います。このあとも娘は何度か嘔吐しましたが、幸い誰にもうつりませんでした。

ーー吐いてしまった娘さんは、どんな様子でしたか？

　娘はショックだったのか、固まっていました。

ーー保育園では、このようなとき、どう対応しているのでしょうか？

　園では、保育士同士の連携が大事になってきます。嘔吐処理セットを持ってきて処理する人、ほかの子供を遠ざけて被害を広げないようにする人、部屋の換気や嘔吐した子の着替えをお世話する人、などに瞬時に分かれて動きます。相談する時間もないので、自分たちで判断して動く感じです。

ーーこのほかに普段の生活のなかで、「保育士で良かった」と思うことを教えて下さい。

　保育園で、大勢の子供たちのにぎやかな声を毎日聞いているので、家で聞くわが子の声が、まだ静かに感じられます。

ーー逆に保育士だからこそ、普段の生活のなかで大変だと思うことはありますか？

　仕事では、お預かりしている大事なお子さんにケガがないように、細心の注意を払っています。なので、プライベートでもそのクセが抜けず、公園などで遊んでいる子供同士にケガがないか、無駄に全体を見て疲れてしまいます。

ーー作品について、どのような意見が寄せられていますか？

「参考になった」といっていただいたり、保育士さんからは、「分かる！」と共感していただいたりしました。パパの慌てっぷりも「あるある」だったようです。

ーーマンガを描き始めたのは、いつ頃からでしょうか？

　マンガを描き始めたのは、昨年の9月頃からです。それまではイラストで保育士ネタを投稿していましたが、友人から「マンガを描いてみたら」と、すすめられて挑戦しました。

ーー今回のマンガを描いたきっかけを教えて下さい。

　家で実際に起きた出来事で、あとから思い出すとクスッと笑えたので、パパに内緒で描きました。

ーー創作活動で今後、取り組んでいきたいことを教えて下さい。

　頑張っている保育士がたくさんいることを、少しでも広められたらうれしいです。保育士が元気になるような面白いマンガを届けられるように、楽しみながら続けていきたいと思います。

（マグミクス編集部）