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「演技力と肉体美の無駄遣い」 イケメン俳優たちが笑撃を巻き起こしたギャグマンガ実写版

マグミクス / 2024年4月12日 17時10分

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■イケメンの無駄遣いだけでもう面白い

 ジャンルを問わず多数作られてきたマンガの実写版のなかには、かなりふざけまくったギャグマンガの実写化もありました。そんな作品では、人気俳優のはじけた演技も見どころです。特に頑張って話題になったイケメン俳優と作品を振り返りましょう。

●『KAPPEI カッペイ』山本耕史

 2022年3月公開の『KAPPEI カッペイ』(原作:若杉公徳)は、荒廃した世界の救世主となるべく僻地で修行を続けてきた「終末の戦士」たちが、突然普通の社会に放り出される物語です。主演の勝平役の伊藤英明さんをはじめ、イケメン俳優たちが熱苦しい全力の演技を見せました。

 なかでも、近年は三枚目の役も多い山本耕史さんは終末の戦士のひとり「正義」を演じ、胸元までしかないシャツと股間に馬の顔を付けた短パンで街を歩き、尾崎豊の「15の夜」に感動して中学生と夜の校舎の窓ガラスを壊して回るなど、特にネタ要素の強いキャラを全力で再現しています。山本さんの端正な顔から繰り出されるツッコミどころしかない言動は、特に衝撃を呼びました。

 そんな正義はなんだかんだ拳法の達人であり、勝平との戦闘シーンでは「無戒殺風拳:馬跳流(ばちょうりゅう)」を繰り出します。これは自ら尻を叩いて力をため、馬のような構えで前進する技でした。臀部が内出血するほど全力の演技を見せた山本さんに、映画公開後は「美ケツ過ぎる」「一見の価値のある美しさ」「ムキムキの美しいスタイルな分、余計おもろい」「マッチョな変人やらせたら右に出る者はいない」と絶賛が集まっています。

●『銀魂2 掟は破るためにこそある』柳楽優弥

 2017年に公開された1作目の実写版映画『銀魂』(原作:空知英秋)は、豪華キャストによる再現度の高いキャラのビジュアル、コメディ演技が絶賛されて大ヒットし、2018年に続編の『銀魂2 掟は破るためにこそある』が公開されました。前作では真選組局長、近藤勲役の中村勘九郎さんが全裸で素振りをし、ふんどしだけでハチミツまみれになる衝撃の体当たり演技を見せましたが、「真選組動乱篇」を描いた『銀魂2』では副長の土方十四郎役の柳楽優弥さんがその高い演技力で「土方」と「トッシー」の振り切れた演じ分けを披露します。

 トッシーとは、土方が妖刀「村麻紗(ムラマシャ)」を手にしたせいで誰しもが持っているヘタレた部分が増えたもうひとつの姿です。警戒し憎み合っていた真選組の参謀、伊東鴨太郎(演:三浦春馬)が戻ってきたタイミングでヘタレオタクになってしまった土方は、大ピンチに陥ります。

 柳楽さんは原作通りの新八(演:菅田将暉)との「オタクサミット」での討論や、沖田(演:吉沢亮)にパシリにされて焼きそばパンを買ってくる場面など、全力のヘタレオタク演技を見せました。後半では土方の人格とトッシーの人格のせめぎあいも演じ、「トッシーパートのイントネーションとかあれは原作見まくってないとできない演技だった」「同じ場面で土方さんとトッシーが、交互に入れ替わりまくる演技凄い」「高すぎる演技力で容姿の良さを帳消しにする気持ち悪さ」と絶賛されています。

 原作ではその後、トッシーが復活して成仏するまでを描いた「寺門通OFC篇」があるのですが、ぜひ実写版で見てみたいところです。

●『ぐらんぶる』竜星涼、犬飼貴丈

 海が近くにある大学に進学した主人公が、ダイビングサークルに入らされて無茶苦茶なキャンパスライフを送るマンガ『ぐらんぶる』(原作:井上堅二、作画:吉岡公威)は、男の裸体が高頻度で登場する作品です。2019年に実写映画化が発表されると、「正気かよ」「誰が演じるの」とTwitter(現:X)でのトレンド1位になるほどの話題を呼びました。

 そして、完成した映画は、原作者の井上先生が「実写映画『ぐらんぶる』に、僕から愛を込めて一言。―――『誰がここまでやれと言った』」とコメントを出すほど、裸ギャグや悪ふざけに振り切った作品となります。主人公の伊織を竜星涼さん、同級生の耕平を犬飼貴丈さんが演じ、予告映像の段階で大学構内を走り回る姿に、「衝撃しかない」「もう爆笑してる」コメントが相次ぎました。

 本編では開始早々、主演ふたりがまるでタイムループ作品のように酒を飲まされ記憶を飛ばしては全裸で大学で目覚める衝撃映像が続き、その後もダイビングサークル「Peek a Boo(ピーカブー)」では、部員たちが鍛え上げた肉体でキレキレのダンスを披露したり、全裸で海岸を走ったりと、ひたすら笑いに走った場面が繰り広げられます。主演の竜星さん、犬飼さんは全裸疾走シーンだけでなく顔を踏みつけられたり、「毒霧」を浴びたりと、まさに身体を張った演技で爆笑をとりました。

※記事の一部を修正しました。(2024年4月15日 12:50)

(マグミクス編集部)

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