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『FEエコーズ』はシリーズで別格の面白さ 魅力は「マミー」にあり!?

マグミクス / 2020年4月20日 16時50分

『FEエコーズ』はシリーズで別格の面白さ 魅力は「マミー」にあり!?

■ありがとう任天堂!『FE外伝』がリメイクされる

 2017年4月20日に発売されたNintendo 3DS用ソフト『ファイアーエムブレム Echoes もうひとりの英雄王』(以下、FEエコーズ)は、1992年発売のファミコン用ソフト『ファイアーエムブレム外伝』(以下、FE外伝)のリメイク作。

 エニックス出版(現:スクウェア・エニックス)のゲームアンソロジーコミック『ファイアーエムブレム4コママンガ劇場』などに執筆し、「『FE外伝』が一番好きな『FE』」だという漫画家のちるみるさんが、『FEエコーズ』の魅力を語ります。

* * *

「『FE外伝』を移植して!」

 ……と願い続け、叶わないまま地道に同人誌でファン活動をしていたのは、今から20年ほど前だったと思います。

 時が流れ、2017年。なんとなくネットサーフィンをしていたある日、『FEエコーズ』が発売されることを知りました。舞台はバレンシア大陸。主人公は少年・アルムと少女・セリカのふたり。

 これって、『FE外伝』では!? 今さらリメイク!?

 と思ったものの、あまりに唐突な出来事だったため、確信が持てませんでした。一緒に『FE外伝』の同人誌を作っていた友人に連絡し、「これって外伝だよね!?」と確認してようやくひと心地。「何年待ったと思ってるんだ!」とドキドキが止まらなかった記憶があります。ハードが携帯機の3DSなのは、「FE」をやり込むのにベストだからなのかもしれません。3DSが登場するまで待っていてくれたんですね、ありがとう任天堂!

「FE」シリーズの魅力は私が改めて語るまでもありませんが、初代『FE暗黒竜と光の剣』の次に発売した『FE外伝』がベースになっている『FEエコーズ』は、やはり後発の作品とは別格の「古き良きFE」だと思います。

 ドット絵だったキャラクターが全て美しくイラスト化され、ムービーも付き、声の出演は人気声優ばかり。ゲームは「てごわいシミュレーション」で、ユニットをロストしないよう、戦略を練って進める面白さ。

 ですが、一番の魅力として……あえて敵モンスターの「マミー」を挙げたいと思います。

■「マミー」が魅力的すぎる理由

 簡単に説明すると、マミーは倒すと経験値がたくさんもらえるありがたいモンスターです。

「FE」シリーズは基本的に国対国、人対人の戦いを描いているのですが、『FEエコーズ』の特徴として、敵キャラクターに「ゾンビ」や「ガーゴイル」などのモンスターも出現します。

 また、『FEエコーズ』では、クリア済のマップにある迷宮にも敵が現れるので、戻れば経験値を稼ぐことができます。初期の「FE」では闘技場に泣かされたもの……。繰り返し戦闘をすることでレベルアップができるのはありがたいシステムです。

 とはいえ、自分が強くなってくるともらえる経験値が減っていくので、もともと経験値の多いマミーは格好の獲物! 

『ドラゴンクエスト』で例えるところの「はぐれメタル」みたいなものでしょうか?

 見つけたら、狩る!!!

 しかし、『FEエコーズ』はシンボルエンカウント式なので、フィールド上でマミーを見つけたら、剣で切るか、体にタッチする必要があります。これがなかなか大変……壁際に追い込むと壁に溶けます。

 最弱のザコ敵・ゾンビの上位種であるマミーはそんなに強敵というわけでもないのですが、運(LUC)と技(TEC)の値がそこそこ高いので必殺率が高くなっています。調子に乗ると必殺を食らって即死……ということもあり、なかなかに侮れません。

 経験値が多いとはいえ、やはりレベルが上がるにつれて効率も悪くなります。マミーに別れを告げて物語を先に進める時が来るのが切ない……。

 ちなみに、マミーは名前がかわいいですよね。しかも、見た目もかわいいんです! 包帯の巻き方がちょっぴりゆるめで、隙間から遊び髪がはみ出てしまっています。金色ボディはイケてるモテスタイルですよ。まだプレイしたことがない方は、ぜひ、マミー狩りを楽しんで下さい。

(ちるみる)

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