【漫画】地球を侵略しに行ったはずが…おばあちゃんと意気投合！ 再会の約束を守る男

■「また必ず会いに来る」と約束したが…

　地球を侵略するためにアステル星から来た男・シュテルンは、地球に到着すると、近くを歩いていたおばあさん・トキに出会います。シュテルンはおばあさんと仲良くなり、気付くと3か月も一緒に過ごしていました。

　慌ててアステル星に帰ることにしたシュテルンは、おばあさんに「また必ず会いに来る」と約束します。1年後、シュテルンは約束通り再び地球にやって来ましたが、そこにはおばあさんの姿はなく……。

　影山凌空さん（@tatsunoko_777）による創作マンガ『地球侵略しに行ったらおばあちゃんと仲良くなった話』がTwitterで公開され、男とおばあさんの時空を超えた絆が描かれた物語に、「何回読んでも好き」「素敵な話」「泣ける」と読者から大きな反響がありました。

　作品について、作者の影山凌空さんにお話を聞きました。

ーー『地球侵略しに行ったらおばあちゃんと仲良くなった話』のエピソードはどのようにして生まれましたか？

「宇宙人が地球を侵略する」というよくある設定に、何か意外なものをプラスしたいなというざっくりとしたものが頭に浮かんでました。なので田舎の優しい世話焼きおばあちゃんと絡ませたら面白いかなぁと思い、この作品を描きました！

ーー主人公のアステル星の男・シュテルンは、侵略しに行った地球で人間とすぐ打ち解けて仲良くなるなど、情に厚く魅力的なキャラクターです。シュテルンやトキさんのキャラクター造形で工夫なさった点を教えて下さい。

　シュテルンは鋭い目でクールな見た目をしているのですが、実は優しく情に厚いというギャップを意識しました。トキの性格や見た目は自分の亡くなった祖母をモチーフにしています。なので一番描きやすかったキャラクターですね。

1年後におばあさんに会いに来たが…（影山凌空さん提供）

ーーたくさんの感想が寄せられています。特に印象に残った読者の声について、教えて下さい。

　もともとこの話は1話で終わらせる予定だったのですが、多くの読者から「続きが読みたい」との声があがっていたので、4話まで描くことにしました！1話で終わっていたら平凡な作品になっていたので、皆様の声に感謝してます！！

ーーTwitterで精力的にマンガを公開なさっています。創作するうえでの原動力になるものはありますか？

　やはり読者の皆様が反応してくださることが一番の原動力です！　読んでくださる読者のおかげでマンガを描くことができています！

（マグミクス編集部）