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【あつ森】GWのメーデーイベントで「たぬきち」がくれた「本当の贈り物」とは?

マグミクス / 2020年5月4日 20時10分

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■プレゼントされたのは、鑑賞する島ではなく「体験する島」

 ニンテンドーSwitch用ソフト『あつまれ どうぶつの森』(以下、あつ森)では、2020年5月1日(金)~5月7日(木)の間、期間限定で「メーデー」イベントが開催されています。

「どうぶつの森」シリーズ初の試みでもある「メーデー」イベントで、メインキャラクター「たぬきち」から贈られる”ちょっとしたバケーション”を、すでに体験された方も多いのではないでしょうか。

 現実世界の5月1日に定められている「メーデー」は、1886年にアメリカより発祥した労働者の祭典で、世界の80か国以上で祝日に定められている日です。

『あつ森』のメーデーイベントでは、主人公に無人島をあっせんする「たぬき開発」社長のたぬきちから「(現実の)メーデーと直接的な関係はないけれど…」と前置きを受けた上で、ツアーに参加できる「メーデーりょこうけん」がプレゼントされ、イベントが始まります。

『あつ森』内の「メーデー」は期間中1回だけ、たぬきちの用意した”特別な”離島ツアーに参加できるという内容でした。その内容は、出発する飛行場で言われる通り、「何が待ち受けているかは、着いてみてのお楽しみ」なのですが、今回のイベントは、またひとつ新しい『あつ森』の楽しみ方に気づかせてくれる内容でもありました。

『あつ森』では、自分の思い通りに島を造り込み、それを周りの人やSNSなどで共有したり、他のプレイヤーが造り上げた島を鑑賞するといった楽しみ方がさかんに行われています。意匠を凝らした景観の島は、たびたびSNSで話題になったり、ニュースサイトなどで取り上げられたりしています。

 しかし、今回のツアーでたぬきちが用意した島は、鑑賞する島ではなく、プレイヤーが「体験して楽しむ島」だったのです。

 使用されている「低木」などのオブジェクトは、普通にプレイしていれば手に入れられるものばかりですが、プレイヤーの行動が及ぶ範囲に着目し、細かいルールを加えることで、創作できる(楽しむことのできる)島の表現方法が例示された……。そのような側面が、今回のメーデーイベントにあったと考えられます。

 今回のイベントがきっかけで、たぬきちのように来訪者が能動的に楽しんでもらえるような島を目指すプレイヤーも増えてくるかもしれません。そうなれば、他のプレイヤーの島を「鑑賞する」楽しみも、「体験する」楽しみへと変わっていくでしょう。

(マグミクス編集部)

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