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『ゼルダの伝説』全てのタイトルの歴史を解く Switchが買えないならDL版で!

マグミクス / 2020年5月7日 18時33分

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■根強い人気の『ゼルダの伝説』 をまとめて楽しむなら今

 新型コロナウイルス感染症の影響での外出自粛要請を受けて、Nintendo Switchの需要が増加し、品薄状態が続いている現状です。そのため、Wii Uやニンテンドー3DSで過去のソフトが遊べるダウンロード版ソフト「バーチャルコンソール」の人気が高まっています。
 
 なかでも売上上位を占めるのは、ゲーム作品として世界で「スーパーマリオ」と同等の知名度を誇り、新作の開発が渇望されている任天堂のアクションRPG『ゼルダの伝説』(以下:ゼルダ)シリーズ。

 1986年にファミコンのディスクシステム用ソフトとして初代『ゼルダ』が登場してから、時代と共にどんどん変化を取り入れて進化を続けているシリーズですが、今までに発売されたソフトの各ストーリーは一部のスピンオフ作品を除き、劇中内の歴史がつながっているのが特徴です。

 基本的な武器を剣として戦う主人公「リンク」が冒険するアクションRPGである全ての『ゼルダ』作品はおのおの独立したストーリーとなっていて、いちプレイヤーであればどの作品からでも物語の連続性を気にすることなく遊ぶことが可能です。
 
 しかし熱心なファンにとっては、『ゼルダ』作品を時系列で並べた時、劇中の歴史の「”どこ”に”どの”作品が位置するのか」こそが着目ポイントでもあります。
 
 注意すべき点は『ゼルダ』のメイン舞台となる「ハイラル」の歴史(ハイラル史)は決して発売された順番ではないということです。
 
 たとえば、3DS「バーチャルコンソール」人気上位の『神々のトライフォース』のオリジナル、スーパーファミコン用ソフトは1991年の発売ですが、これは『ゼルダ』の世界だと、1998年に発売されたNINTENDO64ソフト『時のオカリナ』の後の物語になります。
 
 正確に言えば『時のオカリナ』以降「ハイラル史」は「リンクが敵に破れた後の世界」、「勝利を収めたリンクの子供時代の世界」、「勝利した大人時代の世界」の3つに分断されることとなり、『神々のトライフォース』はリンクが敵に破れた後の物語であるのです。

■議論が白熱する『ブレス オブ ザ ワイルド』の位置

Nintendo Switch用ソフト『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』(任天堂)

 この「ハイラル史」は公式Webサイトにも掲載されている設定ですが、ファンの間で今なお議論が繰り広げられているのは、歴史的位置が明確にされていない Nintendo Switch、Wii U用ソフト『ブレス オブ ザ ワイルド』(2017年)の位置付けです。
 
「ハイラル史」のなかで一番新しい時代を描いていることまでは明かされているのですが、「どの世界線上の未来であるのか」に関して、考察が重ねられています。

 劇中内で執り行われる儀式中のセリフや、過去の偉人の名前を冠した地名、観察できる範囲ではリンクの着用する服の耐久性能などまでもが歴史を読み解く材料に。決して多くを語らない作品に対して、ファンはから熱心な研究の目が向けられているのです。

 これほどまでに設定に対し熱い議論が交わされるのは、ゲームソフトとしての『ゼルダ』の面白さがあってこそ。『ゼルダ』ファンにとってみれば、シリーズの背景に共通する「ハイラル」の真実の歴史を解き明かしたい衝動に駆られることは必然なのかもしれません。

(マグミクス編集部)

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