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【漫画】グレていた息子、就職でひとり立ち 「あの子は私が…」母親の言葉に涙

マグミクス / 2021年1月25日 14時10分

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■作者の実話をもとにした“親子の物語”に共感と感動の声

 主人公・拓海は幼少期から「お兄ちゃんなんだから」と我慢ばかりさせられ、母親に対する不信感を持っていました。成長して学生になると、グレて母親に反発する日々。そして時は流れ、就職を機にひとり暮らしをすることになった拓海は、部屋を探すなかで母親の気持ちを初めて知ります……。

 2021年1月11日の「成人の日」に合わせて、チャロスさん(@Cha_ros)によるマンガ『母とボクの15年』がTwitterで公開されました。ひとり立ちする息子が母との思い出をふり返る物語に、読者から「泣いた」「親子はどこまでいっても親子」「親元を離れてから親の偉大さに気付かされる」など、共感と感動の声が寄せられました。

 作者のチャロスさんに、お話を聞きました。

ーー『母とボクの15年』のお話はどのようにして生まれましたか?

 モデルは自分自身です(グレたりはしていませんが)。大学を卒業してひとり暮らしをする時に、不動産屋さんでの母の言葉が頭に残ってて、マンガにしたいと思いました。シチュエーションとかセリフは若干違ったりしますが、思い出から描いた作品です。

ーー作品に対する反応で、特に印象に残った読者の声について、教えて下さい。

「感動した」というコメントを多くいただきましたが、マンガを通じて親の偉大さを感じてくれた方も多くて、そこがうれしかったです。きれいごとにも聞こえてしまうかと思いますが、自分が思っているより親って大きな存在なんだよ、ということを伝えたかったので。

思春期には母親に反抗的な態度をとっていた(チャロスさん提供)

ーー今回、成人の日に合わせて作品を掲載なさったそうですが、“親”の存在について、新成人に改めて伝えたいことはありますか?

 大人になると、一人前になりたくて親に頼るのを避けるようになると思います。でも、大人になってもつらい時や困った時は親に頼って良いと思います。不安と闘う日々ですので、なおさら親と話す時間は大事にしてほしいなと思います。

ーーTwitterで精力的にマンガを公開なさっています。創作するうえでの原動力になるものはありますか?

 原動力は「伝えたいメッセージ」があるということです。情報社会なので、ネットなどを通じて日々さまざまな情報が頭のなかに入ってきます。そこにはたくさんのメッセージがあって、それを目にすることで怒りを感じたり、悲しくなったり、うれしくなったり……そういった感情の揺れと、自分が感じた気持ちをマンガで多くの人に伝えたいという思いが、創作意欲に変わっているのだと思います。あと、マンガを描かないと落ち着かない、というのも根底にあったりします(笑)。

(マグミクス編集部)

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