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『スラムダンク』メガネドレッサー賞! 木暮くんだけじゃないメガネキャラたち

マグミクス / 2021年1月26日 11時40分

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■『SLAM DUNK』木暮くん以外のメガネキャラといえば?

 1990年に「週刊少年ジャンプ」で連載がスタートしたバスケマンガ『SLAM DUNK(スラムダンク)』(以下、スラムダンク)。瞬く間にヒットし当時のバスケ人口を爆発的に増やす一因にもなったレジェンドマンガです。

 この作品の魅力は迫力のある画やコマ割り、緻密な展開、そして個性的な登場人物。人気のキャラクターを挙げれば暇がありませんが、そのなかに湘北高校バスケ部の木暮公延という人物がいます。あだ名は「メガネくん」といい、『スラムダンク』のメガネといえば木暮を連想させるほどです。このように木暮はメガネイメージを独り占めしているように見えますが、実はこの作品にはかっこいいメガネ、いい味だしているメガネが多く登場します。それは木暮と同じ湘北バスケ部にも……。そこでこの記事では『スラムダンク』に登場する魅力的なメガネキャラを紹介します。
 
(※当記事は1991年に1巻が発売されたいわゆる『無印SLAM DUNK』を参考にしています)

 まずは神奈川県の強豪、翔陽高校3年の「花形透」。ポジションはセンターで黒ぶちメガネのイケメン選手。前評判では圧倒的有利とされたインターハイ県予選の湘北戦では、主将兼監督の藤真健司がベンチに控えるなか、活躍しますが不規則な桜木のプレーに翻弄。故意ではないものの桜木の肘が花形の顔面に直撃し負傷、メガネが破損するハプニングに見舞われます。その後もプレーを続行。メガネキャラがメガネを外した時の素顔イケメンが露わになります。

 続いては前年のインターハイベスト4、神奈川の王者と恐れられる海南大附属高校3年「宮益義範」。控え選手でベンチにいる際はシンプルなメガネですがコートに出る際はゴーグルタイプに付け替えます。宮益は初心者でありながら名門海南のバスケ部に入部。しかも身長は160cmと小兵でどこかひ弱な見た目をしています。しかし努力を重ね、監督からはシュートの能力はチームでナンバー2だと評価を受けてユニフォームを勝ち取りました。またチームメイトからの信望が厚い一面も。インターハイ県予選決勝リーグの湘北戦が試合初出場で、桜木のメンタルをかく乱し、精度の高いシュートを見せました。

 さて、海南といえばもうひとりのメガネ、監督であり知将との評価で名高い「高頭監督」もいます。ゴリラ顔でフレームなし(に見える)メガネを着用しています。陵南の田岡監督とは高校時代ライバル関係で、田岡曰く当時の高頭は「流川みたいなもんだ」と思い出を語りました。監督として試合中はシャツにネクタイ姿ですが、インターハイの湘北対豊玉戦を観戦する際はペイズリー柄のシャツ姿で登場。教え子である清田信長に「なんすかそのシャツ」とつっこまれていました。

■「メガネくん」といえば木暮くん しかし湘北にはもうひとり「メガネくん」がいた!?

 続いては高校バスケ界の絶対的王者、秋田県代表の「山王工業」のエース、沢北栄治の父「沢北哲治」。作中では職業は確認できませんが「バスケ狂・テツ沢北(44)」とわざわざ紹介されています。湘北戦を観戦中、息子が流川を圧倒しダンクを決めた際には立ち上がり「いいぞいいぞエイジ!!」と声援。ガンフィンガーを向け称賛しました。この時のいでたちはキャップを被りひげ面、丸メガネを着用。アメリカンなイケおじといった感じです。

 今回、メガネキャラを探すべく全巻読み返したところ、女性キャラが圧倒的に少ないことに気付かされました。それでも見つけた3名を紹介します。まずはマネージャーの彩子。桜木らがテストの赤点が多いため赤木の家で勉強合宿をした際1コマだけメガネ姿を披露。続いては海南対陵南戦を観戦していた赤木らに急報を告げる大会側の係員。1コマだけですがショートカットの女性であることが分かります。そして3人目は湘北対陵南戦で魚住がベンチに引っ込んだ際、掃除係だと思われるモップを持った女子生徒が確認できます。

 そして最後は湘北の「メガネくんの“じゃない方”のメガネくん」こと石井健太郎を紹介します。彼は桜木、流川と同じ1年生。坊主頭でシンプルなフチなしメガネを着用しています。彼の苗字が「石井」だと分るのは序盤ですが下の名前が「健太郎」と判明するのはコミックス23巻です。流川とは同じ1年10組のクラスメイトで激戦翌日、居眠り中の流川を起こさないよう先生に釈明する優男でもあります。

 そんな石井はコミックス全31巻を通して1度も公式戦に出場することのなかったベンチウォーマー。しかし声援は人一倍で練習中に桜木を軽んじるようなことを叫んで殴られることもある一方、試合では誰よりも声を出し鼓舞したり涙を流したり絶望で沈黙したりと感情の起伏が激しいのが特徴。最大24点差を付けられた山王戦では残り49秒で2点差まで追いつくと「湘北に入って良かった……」とむせび泣く姿は名シーンのひとつです。上記でふれた通り試合に出たことがないため常にTシャツ姿ですが、おそらく唯一、山王戦後の記念撮影でユニフォーム姿を披露。何か報われた感があり石井ファンとしては感無量のページです。

 2021年1月、作者である井上雄彦先生がTwitterで『スラムダンク』の映画化を発表、ファンやメディアが歓喜しました。アニメであること以外の詳細はこの時点では分かっていませんが、描かれていないインターハイなのか? 全くのオリジナルなのか? 想像するだけで今からわくわくしますね。

(南城与右衛門)

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