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青森県内、大雪での死者7人に 屋根の雪下ろし中の事故相次ぐ

毎日新聞 / 2025年1月10日 18時16分

降り積もった雪の重みで天井が崩落した浪岡中央児童館=青森市で2025年1月10日午前11時19分、松本信太郎撮影

 青森県は10日、今冬の豪雪による死者が計7人となったと発表した。県内10市町村には災害救助法が適用されているが、連休明けには多くの学校で新学期を控えていることもあり、各市町村は県や国と連携し、生活道路や通学路などの除排雪に追われている。

 県によると、人的被害は死亡7人▽重傷27人▽軽傷67人▽調査中1人。死亡した7人のうち6人は屋根の雪下ろし中の事故で、1人は落雪で亡くなった。

 昨年12月28日から1月5日までの積雪が歴代1位の139センチを記録した青森市は10日、2回目の豪雪災害対策本部会議を開催。同市浪岡地区の浪岡中央児童館の屋根が、降り積もった雪の重みで崩落したことなどが報告された。

 弘前市では8日に災害ボランティアセンターを開設。10日現在で11人が登録しており、11日以降、高齢者や障害者など自力での除雪が困難な人たちの生活道路の除雪に当たる。【江沢雄志、松本信太郎】

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