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託児所で生後5か月の女児が“うつぶせ死”か 基準に反し乳幼児4人を保育士が1人で保育「長年の経験から1人で預かれると…」 和歌山・田辺市

MBSニュース / 2024年9月5日 12時10分

託児所で生後5か月の女児が“うつぶせ死”か 基準に反し乳幼児4人を保育士が1人で保育「長年の経験から1人で預かれると…」 和歌山・田辺市

 去年7月、和歌山県田辺市の認可外保育施設で生後5か月の女の子がうつぶせで窒息死した疑いがあり、県が調査を始めることがわかりました。

 県によりますと、田辺市にある認可外保育施設「託児所めぐみ」で去年7月、生後5か月の女の子がベッドでうつぶせになりぐったりしているのを代表の女性保育士が気付きました。女の子は病院に搬送されましたが、その後死亡し、窒息死した疑いがあるということです。

 当時、施設では、複数の乳幼児を預かる場合は保育士を2人以上確保するという国の基準に反し、乳幼児4人を女性保育士が1人でみていて、県の聞き取りに「長年の経験もあり1人で預かれると思っていた。ベッドで寝かせて5分おきにみていた」と話しているということです。

 県は9月5日夕方に検証委員会を設置し、事故の経緯や原因について調査を始めるとしています。

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