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「9ボーダー」新井順子P、川口春奈の衣装を「着飾る恋」と対照的にした理由 サスペンス要素にも言及【インタビュー】

モデルプレス / 2024年4月19日 21時0分

川口春奈「9ボーダー」第1話より(C)TBS

【モデルプレス=2024/04/19】女優の川口春奈が主演を務めるTBS系金曜ドラマ『9ボーダー』(読み:ナインボーダー/毎週金曜よる10時~※初回15分拡大)が、19日にスタート。第1話の放送を直前に、本作を手掛ける新井順子プロデューサーがタイトル決定の経緯や、衣装のこだわり、撮影雰囲気などを語った。<インタビュー>

◆川口春奈主演「9ボーダー」

本作は、19歳、29歳、39歳と、いわゆる「大台」を迎える前の「ラストイヤー=“9ボーダー”」真っ只中の3姉妹が、「LOVE」「LIFE」「LIMIT」の「3L」をテーマに、モヤモヤや焦りを抱え幸せになりたいともがきながら人生を前向きに進んでいく姿を、完全オリジナルで描くヒューマンラブストーリーとなっている。

29歳の大庭家の次女・七苗を川口、39歳の長女・六月を木南晴夏、19歳の三女・八海を畑芽育が演じる。

◆「9ボーダー」タイトル決定経緯とは

― 本作で視聴者に一番伝えたいメッセージはなんでしょうか?

新井:『9ボーダー』は5年越しに実現した企画です。19歳、29歳、39歳、その年代最後の年になったとき、自分の人生はこれで良かったのかな?と、誰かと自分を比べたりしながら振り返って、これまでの人生やこれからを考えるきっかけになることがあるなと感じました。幸せは近くにあるのに気付けないでいる、そんなラストイヤー真っ只中の3姉妹を通して、働く意味や、人と人とのつながりを描きながら、“幸せ”とは何かを考えられる作品にできたらと。ドラマを観て、金曜日の夜にハッピーな気分になってほしいです!

― タイトルの「9ボーダー」は、どのようにして決まったのでしょうか?

新井:初めから“9ボーダー”という言葉は頭にありまして、他にも10本くらい別案を出して検討しました。でも“9ボーダー”の音の響きが一番良かったので、結果的にこのタイトルに決まりました。最近では会話をする中でも、「私、“9ボーダー”なんです!」と、お会いするみなさんが気軽に使ってくださっていて。とても浸透しやすいタイトルになったと思っています。

◆「9ボーダー」川口春奈・木南晴夏・畑芽育らの衣装のこだわり

― 七苗、六月、八海の衣装は、それぞれとても個性的だと聞いています。

新井:七苗は最初、どういう衣装にしようかスタイリストさんと打ち合わせをしたとき、「モノトーンがいいね」という話になりました。というのも以前、川口さんが主演した『着飾る恋には理由があって』のときは、とてもカラフルな衣装だったこともあり、「“大人春奈”にしたい!」という思いがありました。一方、六月は自由奔放な明るいキャラクターを出したかったので、柄が多くカラフルで元気な印象の衣装にしています。六月の経営する会計事務所にやってくる松嶋朔(井之脇海)の衣装も柄オン柄にして、似た者同士にしました。長女(六月)と三女(八海)はちょっと派手好きなところが似ていて、八海は10代らしい可愛い色合いの衣装になっていると思います。

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