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the GazettEメンバー、REITAさん追悼公演開催にあたりコメント「ライブを行う理由はたった1つ」<全文>

モデルプレス / 2024年4月25日 15時23分

彼が逝去してから僅かな時間しか流れていませんが、時が傷を癒してくれる事よりもREITAの記憶の色彩を少しでも色褪せる事なく、ファンの皆と鮮やかに彩っていける場所をこれからも作り続けて行く事に残された人生を捧げていきたいという想いです。

REITAを想ってくれている全ての方々の心情を想うと「LIVE」というものに対してそれぞれの想いを推し量る事が出来るわけではありません。

ただ純粋にメンバー皆と話している時はいつもくだらない事で最高に盛り上がっていたし、ステージの上では狂った様にBASSを掻き鳴らしファンの皆を魅了し、何よりREITA本人が「生きている実感がする」と言い続けてきたのがthe GazettEとして今まで22年間立ち続けてきたステージそのものでもあるのです。

全てを受け入れてライブに参加して欲しいとは言えません、それぞれの受け止め方は違います。

どれだけ時間が掛かったとしてもいずれ受け入れて前を向ける様になった時に、いつでも誰でも戻って来れる場所を守り続けて行く事が残された4人のメンバーに今できる唯一の事であり使命でもあると思っています。

この日、猶予のない時間軸で奇跡的に豊洲PITが押さえられたのも、神様がREITAに最後の挨拶を許してくれたからなんじゃないかと思ってしまう程です。

REITAの魂は必ず5/27豊洲PITに降りて来て、皆にありがとうを伝えに来てくれると信じています。

その時皆で思いの丈と感謝の気持ちを直接伝えてあげられたら、きっとこれからもまた安心してステージまで降りて来てくれると信じています。

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<葵>
こうして皆宛に文章を綴るのはずいぶん久しぶりに感じるね。あれから俺たちは本当に毎日たくさんの事を話した。一からバンドの在り方、メンバーの想いなんかを本音でぶつけ合ってさ、純粋な友として本当にたくさんの時間を語らいにあてた。たくさんREITAとの思い出や、REITAってこうだったよねって話してさ。やっぱりREITAとの思い出って笑ってる事が多かったなって。いつでも明るく照らしてくれていた存在なんだなって。俺はいろんなところで「アイツはthe GazettEの良心だから」って言って、それくらい優しいやつなんだ。

だからREITAの愛したthe GazettEのライブで送ってやるのが俺たちの流儀だろうって話したんだ。今はまだ、REITAを偲ぶときかもしれない。そこにはきっと色んな意見や感情があって、いくらなんでも早すぎるよって。でも5月27日が悲しい涙で溢れてしまったらアイツは悲しむから。俺たちは5月27日をREITAに「ありがとう」と伝える日にしたいと考えた。きっとアイツもその方が喜ぶって思えたし、俺たちはそう信じています。

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