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新垣結衣「自分を守る時間」人と関わる上で大事にしていること “特別な存在”の女優とは【「違国日記」インタビュー前編】

モデルプレス / 2024年6月2日 6時0分

新垣結衣(C)モデルプレス

【モデルプレス=2024/06/02】映画『違国日記』(6月7日公開予定)で、人見知りな小説家・高代槙生(こうだい・まきお)を演じた女優の新垣結衣(あらがき・ゆい/35)に、モデルプレスがインタビュー。前編では、原作ファンであるという新垣がプレッシャーを感じながらもオファーを受けた理由や、夏帆や瀬戸康史、染谷将太といったこれまでも共演してきた俳優たちとの現場について、たっぷりと聞いた。

◆新垣結衣&早瀬憩W主演「違国日記」

人見知りな小説家の高代槙生と、その姪・田汲朝(たくみ・あさ)の対照的な2人の同居譚。なかなか理解し合えない寂しさを抱えながらも、丁寧に日々を重ね生活を育むうちに家族とも異なった、かけがえのない関係になっていく。今、世界が必要としている、優しさの形を提示するヒューマンドラマが描かれる。

新垣とW主演で朝を演じるのは、オーディションで選ばれた新人・早瀬憩。メインキャストとして映画初出演ながら、人懐っこさと10代が持つ複雑さを抱える朝を演じきった。さらに、槙生の友人・醍醐奈々役を夏帆、槙生の元恋人・笠町信吾役を瀬戸、後見監督人として槙生と朝の生活を見守る弁護士の塔野和成役を染谷が演じるなど、実力派キャストが名を連ねている。

◆原作ファン・新垣結衣、オファー受けた理由

― 槙生役のオファーを受けた時の心境や作品に感じた魅力を教えて下さい。

新垣:元々、原作を友人に勧められて読んでいて、私自身ファンである作品なので、そういった作品のオファーをいただけるのはとても嬉しかったです。その一方で、ファンだからこそ「私でいいのだろうか」という迷いやプレッシャーを感じてとても悩みましたが、やっぱり「演じてみたい」という気持ちが強かったので、ありがたくオファーを受けさせていただきました。

原作に感じている魅力は本当にたくさんあるのですが、私がこの年齢で読んで感じていることは、登場人物たちが大人も子どももみんな完璧ではないというリアルさです。それぞれの立場でそれぞれに抱えているものがあって、時にはトラウマみたいなものに触れてしまってヒリっとしたり、そういったものを抱えながらも違う人間同士で共に過ごすことで日常に温かい時間が流れているところが、すごく救われる部分だと思いました。また「違国日記」ならではの言葉選びがとても好きで、キャラクターたちのセリフやト書き、吹き出しの外のリアルな話し言葉もユーモアがあって好きです。

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