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【「9ボーダー」スタイリストインタビュー】川口春奈×松下洸平で見せる対比 小物・色使い…衣装に隠された3姉妹の"裏テーマ"とは

モデルプレス / 2024年5月31日 18時0分

それこそ、このドラマはジャージを着て普通のトーンで「何を迷ってるの?」と話していても成立する内容のドラマじゃないですか?日常に転がっていそうなものを女性たちにスポットを当てて「誰もがこうやって悩んで成長していくんだよ」と伝える心温まる悩めるストーリーだと思っているので、そこに1つの要素としてファッションも目の保養になったらいいなという思いがあります。

― 他にもありますか?

金順華:視覚的な効果として、色にはすごく重要なポイントだと思うので、毎回コーディネートを組むときに意識しています。もちろんシーンの邪魔にならないようにするのは前提ですが、そのシーンや俳優さんのお芝居の後押しにできるようなことは考えて組んでいます。まあ、視聴者の方はそんなことを考える必要もないですけどね(笑)。みなさんには、ただただぼーっとドラマを観てほしいです。考察系ドラマみたいに考えながら観るドラマは展開があって面白いのですが、そうではなくて「あー分かるわ」「コウタロウ(松下洸平)かっこいいね」くらいのテンションで観られるような、日常に溶け込めるドラマになっていたら、この作品は大成功だと思います。

― 貴重なお話をありがとうございました。

(modelpress編集部)

◆「9ボーダー」第7話あらすじ

誕生日会を終えて長野へ戻っていた九吾(齋藤潤)が、正式に大庭家に住むことに。父・五郎(高橋克実)からの突然のその知らせに、七苗(川口春奈)、六月(木南晴夏)、八海(畑芽育)は驚きながらも受け入れ、九吾の引っ越し準備と母親の墓参りを兼ねて、大庭家一同で長野へ行くことになった。

久々の家族水いらずの旅に、何だかんだと小競り合いしつつも九吾が暮らしていた品川家にたどり着く。早速、荷物の片付けを進める一同。家の中に残る母親の面影を感じる物の数々に、3姉妹はそれぞれ想いを馳せる。一方で未だよそよそしい九吾との距離を埋められないでいた。

さまざまな思いを抱きながら家族との時間を過ごす中、七苗は急遽、1人で東京へ戻ることに。その頃、東京では雨風が強まり嵐の予感が…。

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