SixTONES京本大我、活動軸に“日本ファン”の存在 ミュージカルにおけるアイドルの存在意義とは【「第77回トニー賞授賞式」WEB独占インタビュー】
モデルプレス / 2024年6月13日 6時0分
本当にありがたい話ですが、ジュニア時代はなかなか長期で休みが取れず、デビュー後に少し時間ができたときはコロナ禍で海外に行けなくなってしまったので、ブロードウェイに行くタイミングをずっと逃し続けていました。今回こうやってたくさん勉強させていただいているので、実際にこの目で見て感じることが大事だなと思っています。もちろん早く行くに越したことはないですが、遅いなんてこともないと思うので「来年こそは!」という気持ちでいます。
― 現地で観てみたい作品はありますか?
京本:「マチルダ」の日本版がすごく素敵で、観た後に何度もテーマ曲を家で聴いちゃうぐらいハマってしまったので、本場の「マチルダ」も観てみたいです。あとは、皆さんも作品名を聞いたことがあるような王道な作品もふらっと入って観てみたいですね。正直、勉強しないと分からない作品もたくさんありますが、テーマなりポスターなり、何かに惹き付けられた自分の直感を大事にして出会いたいです。無計画でミュージカルを観るのもオシャレですしね(笑)。話を聞いていると劇場数がとんでもなく多いそうなので、長く滞在していっぱい観られたら嬉しいです。
◆京本大我、後輩への思い・アイドルとして目指す理想形
― 事務所の先輩では、坂本昌行さん、堂本光一さんも番組に出演されていましたが、ミュージカルの先輩でもあるお二人はどんな存在ですか?
京本:作品でご一緒したことがないので印象でのお話になってしまいますが、光一くんはニュースにもなっていたように、いろいろな“記録”を作られてきた方。1つの作品を突き詰めながらずっと続けていくことは並大抵の精神力ではできないことだと思うのですが、それをひたすらやり続け、皆さんにも愛される作品を作り上げる姿はすごくかっこいいな…と思ったら、(井上)芳雄さんとミュージカル「ナイツ・テイル -騎士物語-」(2018年、2021年)でダブル主演を務めるなど新たな作品にも挑戦されていて、その姿勢をすごくリスペクトしています。後輩のために演出も手掛けられていますし「今の若手のために」という思いがありつつ、事務所の中でも先陣を切ってミュージカルの世界を引っ張ってくださっているので、僕も若手として続いていけるように頑張っていきたいです。
坂本くんも最近は後輩と一緒にお仕事されている印象があります。小学生の頃から“V6の坂本くんと言えばミュージカル”というイメージを持っていたので、同じ事務所の方たちと同じ板の上で学ぶことができてすごいなと、嫉妬もありつつ恵まれているなと実感しています(笑)。
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