1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

木戸大聖「焦りはずっとあった」注目俳優の素顔とブレイクまでの悔しさ、葛藤…小栗旬・川口春奈から受けた刺激も明かす【写真集「HANA-UTA」インタビュー】

モデルプレス / 2024年7月2日 17時0分

― 写真集のテーマを花にした理由は?

木戸:花の中でもブーゲンビリアという白いお花をテーマにしました。花言葉が「あなたは素敵です」という意味で、デビューしてから7年間の集大成として自分を振り返る意味で自分に掛ける言葉でもありますし、いつも応援して下さっている方やお世話になっている方へ花を通してメッセージになっていたら良いなという意味にプラスして、「よく鼻歌を歌う」とお世話になっているスタイリストさんから言われてそれが自分の自然体の姿なのかなと思って花と鼻歌をかけてタイトルをつけました。

― 特に挑戦になった撮影はどのシーンですか?

木戸:夜のバーや街並みで撮ったシーンがあるんですけど、そこは旅をしている雰囲気とは全然違って1人の人物が悩んでもがいている陰をイメージしました。撮影しているときにチームで話していたのは「人間失格」の太宰治の堕落している感じ。ある種お芝居の現場にいるときの感覚と近い撮影でした。とはいえやっぱりフォトブックで芝居がかった姿にはしたくなかったので、7年間やってきて自分が辛かったことや陰の経験をした部分を引っ張ってきてそこにいるイメージを作りました。力が入り過ぎてスタッフさんたちに「もっと力抜いて良いよ」と言われたときもあったんですけど、できあがってみると、バーで目をつぶっている自分が映画の1シーンみたいな感じになっていてすごく良いなと思いました。

― 今回、撮影に向けて一番頑張ったことは?

木戸:逆に意識しないことを頑張ったかもしれません。写真集だからといって「かっこよく」や「美しく」と力を入れて意識しすぎると「自分を見て」感が強くなりすぎるので、そういうことよりも例えば沖縄の景色やバーにただ存在するということを意識してシチュエーションを含めてトータルで見てもらえる作品にしたいなと思っていました。映画でも景色のワンカットが入ったりすると思うんですけど、写真集にも花だけのカットなども入れていて、俳優として作品に出るときも「自分だけを見て」という芝居はしないので似た感覚でした。

◆木戸大聖「代表作が欲しい」から「代表作を塗り替えていきたい」へ

― 今、俳優として各方面から注目を浴びていると思いますが、ターニングポイントになった作品は?

木戸:出会ってきた作品は全て当てはまるんですけど、役者としてはやっぱり『First Love 初恋』という作品に出会って日本だけでなく海外の人に見てもらったことはすごく大きな転換期だと思いますし、自分も役者として胸を張って「代表作です。これを観て下さい」というものができたのはその作品からでした。すごく嬉しかったのと同時に、このヒットを一発の花火とするなら第一線で活躍されている方々はこれを何発も打ち上げているのかと思うとすごいことをされているんだなと改めて思いましたし、自分もここに満足したらダメだからどんどん更新できるような作品を作っていかなきゃいけないし、色々なイメージをもらわないといけないなと思いました。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください