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SUPER EIGHT、“聖地”でのロッキン出演叶う 20周年で野外音楽フェス初披露楽曲も

モデルプレス / 2024年9月14日 22時0分

◆SUPER EIGHT「ロッキン」ジャンル超えて盛り上がる

会場が西日に照らされ、夕方の心地よい風が吹き始めた16時25分ごろ、SUPER EIGHTとしてのステージが始まった。新たに進化させたインストゥルメンタル『High Sprits』にのせて会場LEDにSUPER EIGHTの文字が浮かぶと、悲鳴にも近い感性が。会場の手拍子に迎えられ、5人がGRASS STAGEに登場。安田章大がオーディエンスに「Clap Your Hand!」と呼びかけると大きな手拍子が広がっていく。横山のトランペットをきっかけに、メンバーの演奏がスタート。大倉忠義のタイトなドラムに乗せて、丸山がアグレッシブなスラップを響かせると、会場から驚きの歓声が上がる。さらに歌うように奏でる安田のギター、村上の鍵盤がスパイスとなって、グルーヴィーなサウンドを彩った。

「今日くらいは、無責任に生きていこうぜ〜」という安田の煽りと共に始まったのは、バンドの代表曲とも言える『無責任ヒーロー』。大倉が繰り出す小気味いいリズムに、観客も体をタテに揺らして音に乗っていく。村上が右手でキーボードを弾きながら、ファンにはおなじみの手振りをやってみせると、同様に手を掲げて会場がひとつになる。そこには、ジャンルを超えて人々を巻き込んでいく、SUPER EIGHTらしい光景が広がっていた。

続いて丸山が「ロッキンひたちなか、いけるのか? もっともっと盛り上がれるって…“言ったじゃないか〜”」と叫ぶと同時に、『言ったじゃないか』のイントロが始まる。宮藤官九郎ワールドがさく裂する歌詞と、銀杏BOYZの峯田和伸が作曲を手掛けたパンキッシュなサウンドがフェスムードをさらに高めていく。曲途中には、「Say!」と観客に振る村上に続いて、「言ったじゃないか」の合唱が巻き起こった。

◆SUPER EIGHT「ハライッパイ」「前向きスクリーム!」「T.W.L」で一体に

流れるように、昨年のロッキンでも会場を一体にした打首獄門同好会・大澤敦史からの提供曲『ハライッパイ』へ。アップテンポな音に乗せ、メンバーが“ハライッパイ”食べたいものや会話のような歌詞を感情たっぷりに歌いつなぐコミカルさを持ちつつ、次々と曲調が変わるハードルの高い楽曲である。16ビートのロックサウンドからテンポダウンしたり、ソウルフルなグルーヴをかもしたり、と展開するだけでも技術が求められるが、それをさらに全員がボーカルを担いながら、オーディエンスを煽り、余裕のあるパフォーマンスを見せつける。そんなところにも、彼らがフェスで積み重ねてきた経験が感じられる。曲が終わった直後、安田が「もう一発いいですか〜?」と問いかけ、「ハラ!」と叫ぶと客席から「イッパイ」とレスポンスが。その一体感にメンバーもたちも思わず笑みを見せる。

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