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SUPER EIGHT、“聖地”でのロッキン出演叶う 20周年で野外音楽フェス初披露楽曲も

モデルプレス / 2024年9月14日 22時0分

さらに畳みかけるかのように、『ズッコケ男道』へ。待ってましたとばかりに、会場のボルテージがさらに上がる。ハイスピードなナンバーを大倉と丸山のリズム隊がどっしりと支え、安田のパワフルなギターがロックな色を添えて、底抜けに明るいサウンドを生み出す。横山の実直さが伝わる真っ直ぐなギターの音と、音色を変えながら厚みを与える村上の鍵盤が合わさって、SUPER EIGHTらしい音を作り上げる。

さらに、彼らのライブの定番曲『“超”勝手に仕上がれ』で、観客を自分たちの世界に巻き込む。メンバーたちはマイクをヘッドセットに、村上はショルダーキーボードへと持ち替えて、ステージを自在に動きながら客席をこれでもかと煽る。それに呼応するように、会場が波打つように揺れ、「S・U・P・E・R!SUPER!E・I・G・H・T!」のコールや、「ニーニニニーニニニニニニニー」の歌声で、オーディエンスがさらにひとつになるのが見える。

◆安田章大「泣きそうになったとき、何かつらい思いをしてつぶれそうになったとき、聴いてもらえたらと思います」

最後に…安田が「(20周年を迎えるまで)いろんなことがあったグループですけど、ここまで連れてきてくれたのはファンの皆さんだったし、今ここで僕たちの音楽を聴いてくれてる他のアーティストのファンの皆さんのおかげです」と感謝を伝え、「ラスト1曲だけ、歌わせてもらっていいですか?今から歌う曲がもし心にしみたら、泣きそうになったとき、何かつらい思いをしてつぶれそうになったとき、聴いてもらえたらと思います」と熱い思いを伝え、ラストナンバー『音楽が聴こえている』を披露する。SUPER EIGHTらしい泥臭さとポジティブなメッセージ、骨太なロックっぽさとポップさが融合したサウンドに体を揺らし、手を掲げて楽しむオーディエンス。楽曲の「未来はみんなのもの」という強く温かなメッセージを届け、5人は何度も「ありがとうございました!」と手を振りながら、充実した笑顔でステージを去る。

もしかすると、音楽フェスに出始めた頃のSUPER EIGHTは、耳の肥えた音楽ファンが集うアウェイな場所だからこそ、バンドで勝負しようという想いがより強くあったかもしれない。けれど、昨年のロッキンを始め、さまざまなフェスを経験する中で、温かく迎えてくれるオーディエンスに触れ、まっすぐ届けることで伝わる手応えを得た今の彼らは、より自由に、純粋に音を奏でることを大切にしているように見える。だからこそ、今回はバンド曲だけにこだわらず、ハンドマイクで歌い踊る曲やバラードを披露し、いつも通りのSUPER EIGHTを届けたのではないだろうか。その姿はとてもたくましくもあり、オーディエンス心を揺るがすに十分なパワーを持っている。(modelpress編集部)

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