1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 音楽

SUPER EIGHT、“聖地”でのロッキン出演叶う 20周年で野外音楽フェス初披露楽曲も

モデルプレス / 2024年9月14日 22時0分

ここで、5人は楽器を置いてハンドマイクを手に、ステージの前へと歩み出る。村上が「我々、バンドだけじゃなくて、踊ったりする曲もある。よろしかったら一緒に覚えて、ちょっと遊んでやってみてください」と『前向きスクリーム!』のダンスをレクチャー。「音楽好きな皆さん、一度見ていただいたら、じきにできると思う!」と村上。そして、曲が始まると「前向き!前向き!」というキャッチーなフレーズに合わせ、人差し指と親指を立てL字にした両手を揺らして一緒に踊る観客たち。さらにサビでも見事に揃ったダンスを見せ、参加型のライブを会場中が楽しむ。

さらに彼らのライブ定番曲、『T.W.L』では、タオルを手に会場中がクルクルと色とりどりに回し、一つになる。サビではウォーターキャノンが高く上がり、熱くなった会場を爽やかな風が吹き抜ける。ダンスとタオル回しを終え、安田が「右手とか左手とか大丈夫?」と問いかけると、横山が「3人くらい、腕取れてるんちゃう?」とのっかり、村上が「明日、筋肉痛になったら『T.W.L』じゃなく、『じょいふる』のせいだから。苦情があったら、いきものがかりに言ってください(笑)」としっかり落とす。フェスならではの、トークで楽しませた。

◆SUPER EIGHT、20周年で「大阪ロマネスク」野外音楽フェス初披露

大倉が「僕たち、今年20周年になるんだけど…」と話始めると、会場から大きな拍手が送られ、「ありがとうございます。すみません、言わせてしまって」とちょっと照れくさそうに返す。さらに「20年以上前から、大阪で1000人の会場からやらせていただいたんだけど、そのときから、ずっと歌っている曲がある」と曲紹介をし、野外音楽フェスでは初披露となるミディアムバラード『大阪ロマネスク』へと続く。まさにデビュー前から歌い続けてきたファンへのラブソングであり、節目節目で彼らが大切に歌ってきた楽曲でもある。SUPER EIGHTが生まれた大阪の街の風景が思い浮かぶような歌詞と、ノスタルジックなメロディーから生まれる、ある種アイドルらしい楽曲は、きっと音楽ファンには新鮮に映るのではないだろうか。落ちサビを感情たっぷりに歌い上げる丸山、高音フェイクを響かせる安田…夕暮れどきの空が作る少しセンチメンタルなムードの中、真っすぐ前を見つめて歌う5人の優しい声に、オーディエンスも聞き入る。

『大阪ロマネスク』の余韻が残る中、丸山が「後半戦、まだまだ盛り上がれますか〜?」と呼びかけると、会場からは大きなレスポンスが返ってくる。しっとりした雰囲気から一転、パンチのある『ゴリゴリ』でスタートする。青春感むき出しのストレートなロックが持つ、いい意味の泥くささはSUPER EIGHTによく似合う。楽器を抱えて純粋な言葉を紡ぎ出す姿は、さまざまな壁を越えてきた5人だからこその説得力を持つ。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください