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松下洸平、小学生キャストと向き合う真摯な姿勢 「一生かけて恩返ししたい」恩師の俳優とは【「放課後カルテ」モデルプレスインタビュー】

モデルプレス / 2024年10月11日 21時0分

― えー!最近の小学生は大人ですね。

松下:本当にそうなんです。「どこどこにデート行った」とか恋愛事情を聞いたりしています。

一同:(笑)

― 昔から子どもはお好きですか?

松下:触れ合うのはとても楽しいです。自分がこれだけ大人になったから言えることだとは思いますけど、子どもたちの発想力が面白いし、吸収力が本当にすごいので、だからこそ自分たちも気をつけなきゃなと思います。このドラマの撮影は数ヶ月で終わってしまうので、この期間だけでも、俳優としていろいろな現場に行くときに役に立つこともそうだし、それ以上に大人になっていく過程でつまずいたり壁にぶち当たったりしたときにこの現場でのことを思い出せる何かを1個でも、持って帰ってもらいたいです。今の僕もスタッフさんたちも、彼ら彼女にとっての影響力がすごく大きいと思うので、だからこそ真摯に向き合いたいなと思います。

◆ 松下洸平、自身の小学生時代振り返る

― ご自身の学生時代の保健室の思い出はありますか?

松下:僕自身はあんまり保健室にお世話になることはなかったんですけど、周りのいろんな人から話を聞いて保健室がよりどころだった人たちはすごく多いんだなと思いました。そこにいる先生は親でもなければ担任の先生とも違うので、保健室の先生にしか言えないことが児童たちにはあるんだなと。

― 悩みや寂しさを抱えている児童たちが、1話目から描かれますが、松下さん自身が小学生の頃抱えていた悩みや、悩みを乗り越えた思い出があったら教えてください。

松下:僕は本当に、悩まなかったです(笑)。よく捉えると、ポジティブなんだと思いますけど、すごくボーっとしていたというか、そもそもいろいろな物事を難しく捉えることができない子どもで。身体があまり強くなかったので授業中にお腹が痛くなって行った記憶は1、2回ほどありますけど、基本は健康だったので、怪我とか擦りむいたりしてもほっといていたので全然気にしていなかったです(笑)。

― では、今回の作品でこういった悩みを抱えている児童たちがいることに改めて気づかされましたか?

松下:お話をいただいてから原作を読ませていただいて、目に見えない病気や悩みがあるところは、子どもたちも大人と一緒だなと改めて気付かされました。本当のことが言えなくて疑われてしまったり、学校だけじゃなくてそれぞれの家庭にもいろいろな事情があってそこで悩みを抱えている子どももでてくるんですけど、大人になると危機管理能力や回避する力も出てくるし、いろんな形をとって自分で解決できることも多いかもしれないけど、子どもたちにはまだその力が備わってないこともあるので、だからこそ保健室の存在は大切だと思いました。牧野先生は「子どもだから、なんだ」と怒るんですけど、そういう考えを持っているからこそ子どもの小さな痛みや悩みに気づけるんじゃないかなと思います。

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