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松下洸平、小学生キャストと向き合う真摯な姿勢 「一生かけて恩返ししたい」恩師の俳優とは【「放課後カルテ」モデルプレスインタビュー】

モデルプレス / 2024年10月11日 21時0分

◆松下洸平、ビジュアルのこだわりとは

― たくさんの役柄を演じられてきた松下さんですが、医者役は初めてですか?

松下:初めてではないのですが、経験は少ないです。こないだ牧野先生が大学病院の小児科医だったころの回想も撮影したんですけど、医療シーンが保健室にいるときとは違うドラマみたいでした。すごくドラマチックな展開になって学校のシーンに慣れていたので「俺、別のドラマ撮影してる?」と思いながら、ちょっと戸惑いました(笑)。原作を読んでいたからそういうシーンが来るのはわかっていたんですけど、いざ飛び込んでみると、すごく本格的な医療ドラマでもあるんだなと実感しました。牧野先生のキャラクターはさほど変わることがないんですけど、小児科にいた頃の牧野先生はすごくピリピリしているんです。そこは少し保健室の中にいるときや、児童たちと接しているときとさらに表現を変えました。ちょっと苦しそうな表情とか、追い詰められた表情は多く入れるようにして、そこが本当に一番しんどかった頃の牧野先生だと思うので、力を入れて演じています。

― 現実でも作品でも良いのですが、参考にしたお医者さん像はありますか?

松下:作品はないんですけど、医療監修の先生方が常に現場にはいてくださるので、こういう場合小児科の先生はどういう処置をするのかということは細かく聞くようにしています。あと、僕自身も子供の頃そうでしたが、やはり病院は子どもたちにとってはちょっと怖い場所というイメージがありますよね。病院によってはそれを解消するためにいろいろな工夫をなさっているところがあって、いろいろな科がある中で、小児科のスペースはちょっと特別な空気感がある場所だと思いました。医療従事者の方がすごく気を遣って、なるべく子どもたちを緊張させないようにしている努力を随所から感じました。

― 今回ヘアスタイルや眼鏡など、ビジュアルも新鮮ですが、こだわっている部分はありますか?

松下:原作があるので、なるべく原作の牧野先生のビジュアルに近づけたいと思って作りました。衣装とか髪型でキャラクターが決まってしまう部分もあるので、衣装合わせのときに割と細かく話し合いましたね。例えば腕時計や靴など。綺麗好きなのかそうではないのか、何に興味があって何に興味がないのか、そういうところに性格が出ると思っています。ファッションにさほど興味のない人というのはなんとなくあったので、それがどれぐらいなのか、というのはみんなと話し合って決めました。腕時計はスマートウォッチにしようかとも話したんですけど、先生なのでちゃんと秒針のあるものにしたいということで、真っ黒に白地の文字盤がついているものにしたんです。実は場面ごとにちゃんとその時間に合わせて撮影をしているんですけど、そこは少し苦労しています(笑)。

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