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渡邉美穂、INI木村柾哉の演技で感じた“嫉妬”「初めて人生でこんな気持ちになりました」【「あたしの!」インタビュー】

モデルプレス / 2024年11月2日 7時0分

木村:INIが誕生したオーディションのときはまさにそうです。3年以上前の話ですが、この先どうなるかわからない状況でオーディションに飛び込んで、運命任せのような状況でした。最終的にはファンの方々が投票してくださってデビューできましたが、それは本当に運命だったと思っています。オーディションの募集が始まったタイミングも、こうして11人がそろったことも…人生の中で変わることのない大きな運命の一つという感覚です。

渡邉:高校生の頃に映画を観ることがすごく好きになって、映画に携わる仕事、中でも効果音を作るようなことをしたかったので、映画学科のある大学にすごく行きたかったんです。裏方にも演者にも興味があったのですが、日向坂46としてのお仕事を始めることになって、本業はアイドルなので、正直最初の方は映画にまったく縁のないような人生になるのかな…と思っていました。でも、高校時代から8年ぐらいの時を経て、あの頃16歳に映画の仕事をしたいと思っていた夢を叶えられたというのは、ある意味運命だったと思っていますし、昔の自分に「叶ったよ」と言ってあげたいです。

◆渡邉美穂、木村柾哉のシーンに“嫉妬” 役者として感じた新たな瞬間

― 今回のような恋愛映画だからこそ学びになる点もありましたか?

木村:「こんなキラキラした高校生活もあるんだな~」とこれまで経験できなかった分、楽しかったです。直己は過去にいろいろあったからこそ、高校生でもここまで大人っぽい人間性ができていると思うので、やっぱり人生経験がその人の人生を作っていくんだと感じました。

渡邉:これまでの作品では、カットがかかった瞬間にスイッチを切れるタイプだと思っていたんですが、今回の撮影をしていて直己と充希の距離が近くなるシーンを見ていたときに、なぜかわからないんですが、むっとしたんです。「“嫉妬”とはこういう感情なんだ」と初めて感じて、これまでにないぐらい役に集中できましたし、嫉妬という感情をこれまであまり感じたことがなかったので、お二人のお芝居がすごく良かったこともあってか、初めて人生でこんな気持ちになりました。

◆渡邉美穂&木村柾哉が悲しみ・怒りを乗り越えたエピソード

― そういった嫉妬の気持ちが沸き立つ部分も含め、あこ子が「恋愛か、友情か」を考えるなかで複雑な思いに直面するシーンもありますが、お二人がそうした悲しさや怒りなど悩みを乗り越えたエピソードについても教えてください。

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