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新井順子Pが語る“神木隆之介のすごさ” 自らホストに取材・1話にアドリブシーンも「一瞬で役に没入できるタイプ」【「海に眠るダイヤモンド」インタビュー】

モデルプレス / 2024年11月1日 19時0分

新井:今回は野木さんが全部決めました。たまにこれまで出てきた役と同じ名前のときがあって「この役は『アンナチュラル』のあの役と同じ役名ですよ」とお伝えすることも(笑)。

― 今作で絶対に譲れなかったこだわりはありますか?

新井:今回の主題歌は、従来の日曜劇場らしいノスタルジーな感じではなく、ロックで力強い声が良いと思い、King Gnuさんにオファーしました。常田(大輝)さんにもお会いして、打ち合わせもさせて頂きました。とても台本を読み込んでくれて作ってくれて。1回目のデモと2回目のデモで、曲のタイトルが違っていて、どんな心境の変化があったのか聞いてみたいですね。

◆「海に眠るダイヤモンド」撮影の裏話「スタッフの工夫・技でリッチに」

― 1話の撮影で大変だったことをお聞かせください。

新井:端島の階段がある端島銀座というところはすべてセットなのですが、あれを長期間、安全に建てられる場所を探すのが大変でした。「メガネ」と呼ばれる、鉄平と進平がサイダーを飲んでいた海沿いの場所もセットを建てています。撮影に関してはVFXが多くて、端島は緑なき島なので、ロケ先に苦労しました。長い間使っていない場所に行くと、草がいっぱい生えてるので、みんなで1日かけて草をむしるとか、リナが歌っているシーンなどはエキストラさんが300人ぐらい集まってくれて、着替えるだけでも2時間かかるような撮影が毎日行われています。ワンカットのために何時間もかけてこだわり抜いた場面が多いので、端島の町を想像しやすくなったと思っています。

毎日のようにトラックが6台ほど来たりと、美術さんは本当に大変で、頭がさがります。この間は3連休に静岡に行って大渋滞にハマって移動に5時間半かかったのですが、到着すると「ここでしか撮れなかったね」と思える場所なので、スタッフ、キャスト含め「やるしかない」っていうスイッチで頑張っています。「映画並みですね」とみんなに言われますが、スタッフの工夫や技によってリッチに撮れています。

― 2話の予告では台風の様子が描かれていますが、撮影でのエピソードをお聞かせください。

新井:これもすごく大変でした(笑)。「何トンの水を使ったのだろう」というぐらい、大きなプールに水がたくさん溜まっていて、端島銀座全体に降雨を再現する装置の設置には丸一日かかりました。

ザバンと水がかかる場面があるのですが、あのシーンはドラム缶を5つ使った装置を作って、「よいしょ」とやってました(笑)。撮影は8月でしたが、あれだけ濡れると寒くて、足湯しながら撮影してました。

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