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有村架純&坂口健太郎「健ちゃんだからこそ本音を言えた」「頼ることはすごく大事」弱音も吐ける2人の信頼関係【さよならのつづき インタビュー前編】

モデルプレス / 2024年11月10日 7時0分

◆岡田惠和ら制作陣に伝えた意見

― 岡田惠和さんはお二人の意見を取り入れてさえ子と成瀬のキャラクターを作り上げていったそうですが、具体的にどのようなやりとりをされたのでしょうか?

有村:直接的なやりとりはなかったのですが、本をいただいてからプロデューサーの方と何度も打ち合わせをする時間があって、読んだ感想と「もう少しこういう心情になれるようなものがあるといいなと思いました」などと意見を伝えさせてもらって、それを一度持ち帰っていただくという感じで、ブラッシュアップしながら一緒に作らせていただきました。

― さえ子にチャーミングさを加えるのは有村さんからのご提案とお伺いしました。

有村:やっぱり大切な人が亡くなるという出来事もあって、暗い作品にしようと思えばできるものだと思うんです。でもそうではなくて、ちょっとした見やすさや、さえ子の持っている明るさ、みんなが「さえ子さえ子」って慕ってくれるようなキャラクター像があるといいなと思いました。元の台本を読んだときもすでにそういう印象だったんですが、それをより説得力のあるものにするにはどうしたらいいんだろうと話した記憶があります。それが彼女のさっぱりした部分や勢いで進んでしまうようなエネルギーのある感じにも反映されています。

坂口:僕はどちらかというと、自分よりは周りだった。まだ台本として固まるよりも全然前に、プロデューサーの方と「例えばミキとの間に子どもがいたら」「結婚していなかったら」など色々な可能性を考えて、どこまでできてどこからできないかもうちょっと明確にした方がいいと提案しました。本当に初期段階の頃にはミキと成瀬の間にもう一つ命がある設定もあって、でもそれだとなんか難しくなるだろうし、逆にミキと結婚していない時間軸も考えたけど「2人が結婚しているからこそもうちょっと悲しくなるよね」みたいな話もさせてもらったり。さえ子と密接になっていく瞬間も「どこまでOKなんだろう」「ここから先はやっぱり行かない方がいいよね」と会話して提案させてもらいました。

◆坂口健太郎、タイトル決定前に提案したアイデア明かす

― 役として体現していく中で、この物語のどんなところに心を打たれましたか?

有村:この物語には最初タイトルがなくて、作品の途中で決まったんです。みんなでどういうタイトルが良いか考えていたんですが、岡田さんご自身で「さよならのつづき」とつけられました。それが1番しっくりくる題名で、聞いたときに「あ、この物語はさよならのつづきを描いているんだ」とすごく納得して。

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