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【町田啓太「光る君へ」インタビュー】公任の人物像と道長への想い まひろは「俗に言う“おもしれー女”ポジションだったかも」

モデルプレス / 2024年11月17日 20時45分

◆町田啓太、3回目の大河での挑戦

― 大河ドラマが3回目ということで、挑戦的にやってきたことがあれば具体的に教えて下さい。

町田:序盤の方が特に挑戦が多かったです。漢詩を詠んだり打毬などやることがかなり多かったのでそれはとても挑戦だったし、平安の世界観を作り上げる上ですごく大事なところではあるのでそこを任せていただけたことはありがたかったです。その中でもやはり漢詩は丸暗記だったので特に難しかったです。実際のシーンよりも多めに覚えていたので、リハーサルなどで指導して下さっている先生方が「公任に見えました」と拍手して下さった瞬間はすごく勇気づけられて、今でもハイライトして記憶に残っています。

― プライベートの趣味として続けていきたいことはありますか?

町田:今のところはないんですけど…(笑)。ただ、書は現代でも書く機会がたまにあるので、それはちょっとでも美しく書ければ良いと思っているのと、自分のサインも漢字で書いているんですが、すごく下手くそな小学生が書いた字みたいになっちゃっているので、ちょっと先生にご指導いただけないかとだいぶ前に相談していて、そこから時が経ったので打ち上げまでには何とか捕まえたいなと思います(笑)。

― 乗馬、打毬、龍笛など、特に苦労したものは?

町田:打毬は皆経験はないですし、ビデオなど現代の資料を見て学んでどうやったら良いかを考えて練習しました。龍笛については本当にただ吹けばいいというものではなく、心境をどう表現するかということがすごく難しかったです。2回シーンがあるんですけど、一度目はエリート街道まっしぐらで何も自分の将来を疑っていない状況、二度目は雲行きがどんどん怪しくなり陰りに陰っているときに吹く状況だったので、そこは違いを出せたらと思いました。一度目は勢いが出るように息遣いや体勢も力強く、視覚的なところも意識して、二度目は帝の前だったので恐れ多いながらも、「自分は芸事の道の方が合っているんじゃないか」と思っていた頃でしたからそれを心から楽しんでいるようなテンションでした。

◆町田啓太、藤原公任の人生から感じた刺激

― 1年以上にわたって髪を伸ばされたと思いますが、カツラを使う選択肢はなかったですか?

町田:髪に関しては、僕は元々半分カツラでやっていてそこに合わせて馴染むようにどんどん伸ばしていきました。こんなに髪を伸ばしたこともなかったので、髪問題についてはキャストの皆さんとも色々話して、皆同じような髪型にどんどんなっていくので「どうケアしてる?」「寝るときは上げるよね」「暑くて髪で起きるよね」という話をしていたのが懐かしいんですけど、今は皆さんが徐々に髪型が段々変わってきているのでそれを見て終わりが近づいてくるのを感じて、この時代背景ならではの不思議な経験だなと思います。

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