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松坂桃李、芳根京子に圧倒されたシーン明かす「泣き崩れていて」【雪の花 ―ともに在りて―】

モデルプレス / 2025年1月24日 16時10分

続けて松坂が、役所演じる鼎哉が授業を受けるシーンで、松坂を含め、生徒役の役者陣がキラキラしていたと打ち明けると、役所は「本当かな(笑)。噛まないで早く終わらせてって思ってたんじゃない?」と疑って会場の笑いを誘った。

◆松坂桃李、芳根京子の太鼓シーンは「圧巻でした」

そして、芳根が今回、太鼓や殺陣も挑戦したことが話題に上ると、どちらも初挑戦だったという芳根は「殺陣の撮影のときに監督が『芳根京子はこんなもんじゃない』って言ってくださったり、太鼓も練習場に何度も来てくださって経過を見てくださっていたので、来てくださるたびに“またよくなったな”と思ってもらえるように頑張ろうと思えて、監督が鼓舞してくれることがモチベーションにつながっていました。本当に感謝しています」と頭を下げ、「太鼓の本番は、見てくださっている方が本当に楽しそうに見てくださっていたので、私自身、楽しく太鼓を叩くことができました」とにっこり。

今でも、太鼓の練習で得た技術が体に染み付いているそうで「こういう細長いもの(マイク)を持つと、手首の角度とかがすごく蘇ってきて(笑)、これはしばらく続くだろうなという嬉しい気持ちになりますね(笑)」と声を弾ませ、「役所さんからも先ほど『今日は生演奏しないんですか?』って言ってくださったりして、今回、太鼓に出会えて嬉しかったなと思うことが多いです」と吐露した。

そんな芳根の太鼓シーンについて聞かれた松坂は「圧巻でした」と舌を巻き、芳根の努力も肌で感じたそうで「現場で久しぶりに会ったときに、手首がテーピングだらけで、ボクサーのテーピングくらいグルグルに巻いていたので、どれだけ大変なことだったんだろうって。撮影のときもすごくて、圧倒されて、撮影が終わったときは芳根さんは泣き崩れていて、あれは忘れられないですね」としみじみ。芳根は「作品中も(良策が)真剣に何かに向かっていたり、悩んでいる表情をたくさん見てきたので、あのシーンで良策さんの笑顔が見れたこともうれしくて、“私が笑顔にしたぞ!”って思いました」と嬉しそうに話した。

◆松坂桃李、“博物館展示級”の小道具を使用「手が震えましたね」

さらに、小池組の撮影では黒澤明監督が撮影で使った小道具を撮影で使うそうで、小泉監督が「黒澤監督が自宅で使っていた薬研を松坂さんに使ってもらいました。黒澤組の何かが使えるのが楽しみなんですよね(笑)」と語ると、松坂は「使う側は緊張しますね。本番直前に監督にそんなことを言われるので、変な話、博物館で展示するような貴重なものだったりするので、手が震えましたね」と吐露。加えて、小泉監督が「『赤ひげ』で三船(敏郎)さが使っていたやつですからね」と告白すると、松坂は「えっ…。いま聞けてよかったです(笑)」と目を丸くした。

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