10万キロオーバーでも100万の価値!? デビュー8年後の86の買取価格とは
MōTA / 2020年8月1日 17時30分
あの時、超流行ったクルマって今一体いくらの値打ちがあるんだろう? なんてオーナーじゃなくとも気になるモノ。この企画はテレビでよくある“あの人は今”のクルマ版的な感じで昔流行ったクルマの“今”(買取相場)をお届け。今回は、トヨタとスバルが共同開発した86。
中古価格は超お手頃! 若年層も買いやすくなったゾ
スバルとトヨタが共同開発し、2012年にデビューしたライトウェイトスポーツの86は久々に日本メーカーからデビューしたスポーツカーとして当時かなり話題となった。 かつて存在したAE86型カローラ レビン・スプリンタートレノのいわば現代版といったイメージで、当時を知る4,50代はもちろんのコト、若い世代にもスポーツカーを! というコンセプトの元生まれたクルマだ。とはいうものの新車価格241〜305万円とさほど安くなかったためか、オーナーの平均年齢は予定していたほど若くはなかった。ところが、現在100万円そこそこの中古車も出てきたことからも今になって若いオーナーも増えてきたという。
高値はレッド! 170万円の個体も!
そんな86もデビューから8年弱、一体今の買取価格はいかほどのモノなのか。今回は2016年にエクテリアを中心にビッグマイナーチェンジを果たす前の前期モデルにフォーカス。リアルなお値段をお伝えするべく、走行距離は5万以上の個体とする。
5〜6万キロの個体は150〜170万円で取引されており、高値がつきやすいのは中級グレードのGのMTモデル。人気のボディーカラーはレッドやホワイト、ついでブラックという順だ。ATモデルは140〜150万円と少々低いイメージ。一方、走行距離10万キロ以上で見てみると90〜110万円で取引されている個体も少なくない。中でも取引額が少々落ちてしまうボディカラーはブルーで、人気のレッドなどと比べると1割程度安い価格で取引されている。
ちなみに兄弟車のスバル BRZも5万キロ以上の個体で見てみると、150〜170万円程度と86と同じながら、WRブルーが最も高く取引されている。やはりスバル=WRブルーというイメージが強うからだろうが、ここまで違うとは。いずれにしてもデビューから8年、そろそろモデルチェンジか? というウワサも絶えないだけに今こそ売り時かもしれない。
86前期モデルの詳細はコチラ▼
【筆者:MOTA編集部 木村 剛大】
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