同門対決 マツダ・ロードスターRFとロードスター、アバルト124スパイダーのラゲッジスペースを比べてみる。使い勝手は? 容量は?
MotorFan / 2018年8月27日 21時0分
世界でもっとも愛されているライトウェイト・オープンカーといえば、マツダ・ロードスターだ。そのリトラクタブル・ハードトップがロードスターRF、アバルトのバッジとデザイン、エンジンを積むのがアバルト124スパイダーだ。どれもベースは同じ。では、そのスペースユーティリティはどうだろうか?
![左がアバルト124スパイダー、右がロードスターRF。](https://motor-fan.jp/images/articles/10005418/big_584066_201808272033510000001.jpg)
今回紹介する3モデルは、ベースはもちろん同じだが、エンジンは、1.5ℓNA、2.0ℓNA、そして1.4ℓターボで3車3様。スタイルも伝統的なソフトトップとハードトップの2種類があり、アバルト124スパイダーともなれば、ボディデザインから違う。
おかげで、選び甲斐もあるわけだが、そもそもこの3モデルで、スペースユーティリティに違いはあるのだろうか?
ちょっと比べてみよう。
マツダ・ロードスターRF RS 全長×全幅×全高:3915×1735×1245mm ホイールベース:2310mm ミラーtoミラー:1920mm
![全長×全幅、ホイールベースはソフトトップモデルのロードスターと同サイズ。全高のみ10mm高い。車両重量も増加しているが、もっとも重いモデルでも1130kgと軽量であることに変わりはない。](https://motor-fan.jp/images/articles/10005418/big_584069_201808272035180000001.jpg)
![](https://motor-fan.jp/images/articles/10005418/big_584070_201808272101300000001.jpg)
![](https://motor-fan.jp/images/articles/10005418/big_584070_201808272101300000002.jpg)
マツダ・ロードスターRF RS
全長×全幅×全高:3915×1735×1245mm
ホイールベース:2310mm
車重:1100kg
エンジン
2.0ℓ直列4気筒DOHC
最高出力:184ps(135kW)/7000rpm
最大トルク:205Nm/4000rpm
トランスミッション :6速MT
駆動方式:FR
最小回転半径:4.7m
WLTCモード燃費:15.8km/ℓ
市街地モード:11.8km/ℓ
郊外モード:16.0km/ℓ
高速道路モード:18.3km/ℓ
車両価格:381万2400円
マツダ・ロードスターS スペシャルパッケージ 全長×全幅×全高:3915×1735×1235mm ホイールベース:2310mm ミラーtoミラー:1920mm
![RFとほぼ同一のディメンションを持つソフトトップ車のアドバンテージは、やはり軽さ。もっとも重いグレードでも1060kgと軽く、回頭性や燃費の違いに好影響を与えている。](https://motor-fan.jp/images/articles/10005418/big_584073_201808272036220000001.jpg)
![](https://motor-fan.jp/images/articles/10005418/big_584074_201808272101300000001.jpg)
![](https://motor-fan.jp/images/articles/10005418/big_584074_201808272101300000002.jpg)
マツダ・ロードスターS スペシャルパッケージ
全長×全幅×全高:3915×1735×1235mm
ホイールベース:2310mm
車重:1010kg
エンジン
1.5ℓ直列4気筒DOHC
最高出力:132ps(97kW)/7000rpm
最大トルク:152Nm/4500rpm
トランスミッション :6速MT
駆動方式:FR
最小回転半径:4.7m
WLTCモード燃費:16.8km/ℓ
市街地モード:12.0km/ℓ
郊外モード:17.7km/ℓ
高速道路モード:19.5km/ℓ
車両価格:275万9400円
アバルト124スパイダー 全長×全幅×全高:4060×1740×1240mm ホイールベース:2310mm ミラーtoミラー:1920mm
![ホイールベースは、ロードスター/RFと共通だが、前後バンパーなどの違いにより全長と全幅を拡大。並べてみても、一回り大きい印象を受け、社会の違いを見た目からも感じ取れる。](https://motor-fan.jp/images/articles/10005418/big_584077_201808272037280000001.jpg)
![](https://motor-fan.jp/images/articles/10005418/big_584078_201808272101300000001.jpg)
![](https://motor-fan.jp/images/articles/10005418/big_584078_201808272101300000002.jpg)
アバルト124スパイダー
全長×全幅×全高:4060×1740×1240mm
ホイールベース:2310mm
車重:1130kg
エンジン
1.4ℓ直列4気筒ターボ
最高出力:170ps(125kW)/5500rpm
最大トルク:250Nm/2500rpm
トランスミッション :6速MT
駆動方式:FR
最小回転半径:-m
JC08モード燃費:13.8km/ℓ
車両価格:388万8000円
マツダ・ロードスターRF RS 全長×全幅×全高:3915×1735×1245mm
![合成皮革やサテンクロームメッキの加飾で質感を高めたインテリア。5インチワイドディスプレイと専用コントローラーは標準装備だが、ナビゲーション用SDカードはディーラーオプション。3眼メーターの左側にはルーフ開閉動作のアニメーション表示も行なうマルチディスプレイを備える。](https://motor-fan.jp/images/articles/10005418/big_584081_201808272039290000001.jpg)
![シート高:420〜440mm(シート前端のみ可動) RSは、レカロ製スポーツシートを標準装備。表紙にはアルカンターラとナッパレザーを使用し、高級感と優れたホールド性を実現している。](https://motor-fan.jp/images/articles/10005418/big_584082_201808272040020000001.jpg)
マツダ・ロードスターS スペシャルパッケージ 全長×全幅×全高:3915×1735×1235mm
![内装のデザインは加飾は基本的にRFと共通。センターディスプレイ&コントローラーも「S」を除いて標準装備され、ナビ用のSDカードはディーラーオプションなのは、RFと同じ。](https://motor-fan.jp/images/articles/10005418/big_584084_201808272040420000001.jpg)
![シート高:420~440mm (シート前端のみ可動) シート地は写真のファブリックのほか、グレードに応じてブラックのレザーとレカロ製シートを設定。運転席には座面前端の高さを調節できるチルト機構が備わる。](https://motor-fan.jp/images/articles/10005418/big_584085_201808272040550000001.jpg)
アバルト124スパイダー
![基本構造やデザインはロードスターと同じだが、インパネやシフトブーツなどにスエード調レザーをあしらい、スポーツステアリングにサソリのマークが備わるなど、専用の仕立てが随所に見られる。メーター中央の文字盤が赤いのも同じ演出のひとつ。ナビ機能のSDカードはディーラーオプション。](https://motor-fan.jp/images/articles/10005418/big_584087_201808272041490000001.jpg)
![シート高:3800~400mm(シート前端のみ可動) 標準はアルカンターラとレザーのコンビ仕様だが、撮影車はオプションのレザーシートを装備。ボディカラーがホワイト系の場合は、シート中央部がレッドになる。](https://motor-fan.jp/images/articles/10005418/big_584088_201808272042090000001.jpg)
マツダ・ロードスターRF RS
![奥行き:580mm 高さ:460mm 最小幅:520mm](https://motor-fan.jp/images/articles/10005418/big_584091_201808272044410000001.jpg)
フロア内部の形状や寸法はソフトトップモデルとほぼ同一だが、開口部の奥側コーナがー少し狭くなっているため、大きな荷物は若干出し入れしにくい。
マツダ・ロードスターS スペシャルパッケージ
![奥行き:580mm 高さ:460mm 最小幅:520mm](https://motor-fan.jp/images/articles/10005418/big_584094_201808272045250000001.jpg)
RFと比べると開口部の奥側が広くなっているのがわかる。フロア右奥に小物入れを備えるかどうかを除けば、荷室自体にRFとロードスターで大きな違いはない。
アバルト124スパイダー
![奥行き:580mm 高さ:460mm 最小幅:520mm](https://motor-fan.jp/images/articles/10005418/big_584097_201808272046080000001.jpg)
開口部がロードスターより大きく開いているのが特徴。内部のフロア寸法は同一で、機内持ち込みサイズのスーツケースもちゃんと収納できる。
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