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日産ジュークとスズキ・ジムニーシエラ。ラゲッジスペースを比べてみる。使い勝手は? 容量は? 後席は?

MotorFan / 2018年9月11日 11時35分

日産ジュークとスズキ・ジムニーシエラ。ラゲッジスペースを比べてみる。使い勝手は? 容量は? 後席は?

日産ジュークとスズキ・ジムニーシエラ。一見するとライバルとなりえないような気もするが、カッコいい(カッコいいの種類が違うが)コンパクトSUVを都会で乗り回したい、という人には同時にショッピングリストに載るケースもあるだろう。

スズキ・ジムニーシエラJC

 ジュークは、2010年にデビューしたクロスオーバーSUV。Bプラットフォームを採用して開発したクロスオーバーSUVで、デビュー当初から、その個性的なスタイルで人気を博した。ジュークが与えた影響は大きくて、その後このカテゴリーにルノー・キャプチャーやプジョー2008、マツダCX-3、トヨタC-HR、VW T-ROCなどなどのフォロワーが続々と現れた。
 ジュークのスタンダードなパワートレーンは、1.5ℓDOHC(114ps/150Nm)+CVT。対するジムニーシエラも1.5ℓDOHC(102ps/130Nm)+5MT or4AT。同じ1.5ℓNAエンジン搭載車同士でパッケージングとトランクスペースを比べてみよう。まずは、
 全体のサイズ比較から。

スズキ・ジムニーシエラJC 全長×全幅×全高:3550×1645×1730mm ホイールベース:2250mm ミラーtoミラー:1885mm

大型のバンパーとフェンダーを装着するため全長と全幅が大きい。それでもライバル車に比べればコンパクトで、最小回転半径も4.9mと小回りが効く。

スズキ・ジムニーシエラJC
全長×全幅×全高:3550×1645×1730mm
ホイールベース:2250mm
車重:1090kg
エンジン:直列4気筒DOHC
排気量:1460cc
最高出力:102ps(75kW)/6000rpm
最大トルク:130Nm(13.3kgm)/4000rpm
トランスミッション:4速AT
駆動方式:4WD
最小回転半径:4.9m
JC08モード燃費:13.6km/ℓ
車両本体価格:201万9600円

日産・ジューク15RX Vセレクションパーソナライゼーション 全長×全幅×全高:4135×1765×1565mm ホイールベース:2530mm ミラーtoミラー:1980mm

いまだに新鮮さを失わないデザイン性が最大の特徴。後ろ下がりのルーフと傾斜の強いテールゲートを採用しているため、後席の居住性や乗降性、荷室の広さは多少の犠牲を強いられている。

日産・ジューク15RX Vセレクションパーソナライゼーション
全長×全幅×全高:4135×1765×1565mm
ホイールベース:2530mm
車重:1200kg
エンジン:直列4気筒DOHC
排気量:1498cc
最高出力:114ps(84kW)/6000rpm
最大トルク:150Nm(15.3kgm)/4000rpm
トランスミッション:4速AT
駆動方式:FF
最小回転半径:5.3m
JC08モード燃費:18.0km/ℓ
車両本体価格:211万2480円

ラゲッジスペース比較の前に、インパネと前席・後席も比べてみよう。

スズキ・ジムニーシエラJC 室内長×室内幅×室内高:1795×1300×1200mm

悪路走行時でも車両姿勢が把握しやすい水平基調のデザインを採用。フルオートエアコンやメーター内のマルチディスプレイなどは全車に標準装備。「JC」には本革巻きステアリングなど上級装備も備わる。
実測の後席ニースペースは約110mmで、先代より2倍近く広い。
フロントシート高:730mm ジムニーシエラは全車に撥水加工を施したファブリックシートを採用。前席シートヒーターや後席の左右独立リクライニングも標準装備される。

日産・ジューク15RX Vセレクションパーソナライゼーション 室内長×室内幅×室内高:1835×1470×1215mm

インテリアにも斬新なデザインを採用し、ボタン操作で表示を切り替えられる空調パネルなど、楽しいギミックも満載。「パーソナライゼーション」は内装色を3色から選択することができる。ナビは販売店オプションとして設定。
リヤシート高:660mm 実測した後席ニースペースは約90mm、頭上空間は約50mmと、意外やジムニーよりも狭い。
フロントシート高:620〜650mm 大半のグレードに写真のスエード調トリコットシートを採用し、運転席シートリフターは全車に標準装備。

 室内スペースは、軽自動車ベースのジムニーシエラとジュークでは圧倒的にジュークの方が広いが、圧倒的に狭いのは横方向のスペースで、室内長、室内高はびっくりするほどの差はないのだ。室内長の差はそのまま後席の余裕に繋がる……かと思ったら、意外や意外、ジュークの方が狭かった。
 いずれにせよ、フロント2席・2名乗車がメインという人にとっては、後席はエマージェンシー用。ジュークを選んでもジムニーシエラを選んでも大丈夫そうだ。

スズキ・ジムニーシエラJC

奥行き:200mm 最小幅:1300mm

ラゲッジボックスを備えることで、フロアとホイールハウスの上部が面一になる。後席は5対5分割可倒式で、最大奥行きは約1070mm。

日産・ジューク15RX Vセレクションパーソナライゼーション

奥行き:670mm 最小幅:890mm

傾斜したゲートのため天地高は少し狭いが、それを補う大型の床下収納を装備。後席は6帯分割可倒式で、最大奥行きは約1520mm。

 ジムニーシエラのトランクスペースは、後席を倒さない限りミニマムだが、幅方向に余裕があるので、後席背もたれのリクライニングを立てれば機内持ち込みのキャスター付きバッグなどは積載が可能だ。また後席を倒せばゴルフバッグを横積みできるのもいい。

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