連載第12回『よろしく! スズキ・ジムニーシエラ』1年間のありがとう・読んでいただき大感謝

MotorFan / 2019年5月28日 8時0分

連載第12回『よろしく! スズキ・ジムニーシエラ』1年間のありがとう・読んでいただき大感謝

 もうすぐ6月。この「よろしくシエラ」が始まったのが昨年6月だから、1年が経つのは早い。毎日とはいわないまでも、もうちょい頻繁に載せてしかるべきなのがネット記事なのに、「第12回」と書いて初めて、平均したら月刊誌と同じサイクルでしかなかったことに気づいた。 TEXT/PHOTO●山口尚志(HISASHI Yamaguchi)

■ひたすら感謝・1年間のありがとう

 新型ジムニー登場を前に、「旧型でもかまわないから、モーターファンjp上でアンタが買った旧型シエラの話をやれ」といわれたのが昨年2018年6月4日のことだった。

 タイトルをものの3分で「よろしく! スズキ・ジムニーシエラ」に決め、スタート第1回目を載せたのが6月11日だったからもうすぐ1年経つ。


 インターネット上に記事なんて自分のやる道じゃないと思っていたから、そんなヤツが書きたてる文章など読むヤツがいるものかと思っていたのだが、始めたら始めたで、旧型シエラの話であるのにもかかわらず、多くの方々にご覧いただいて感謝している。

第1回の画面。ただのあいさつ文のプロローグなのに、よくぞ読んでくれた人がいたものだ。

 前回、ワイパースイッチを固定間欠から時間調整タイプに交換した話をした。

 世の中がジムニー熱に浮かれているからといって、そしてジムニーネタ(しかも旧型なのに)だからといって、いくらなんでももう飽きられる頃だろうと思っていたのに、その第11回めこそが公開24時間で、「よろしくシエラ」過去最多のアクセス数(私は視聴率と呼んでいる)を示し、しばらくの間は本サイト内で1位の座に着いていた(まあ、ひとまず新しく挙げればみんな読むから、1位になる確率が高いのが通例なのだが)。

 ましてや地味なワイパースイッチの話である。

 前回書いたように、「誰が興味持つんだ、こんなもん」と思っていたのに、驚くやら照れくさいやら。

 この「よろしくシエラ」をみなさんが読んでくださるおかげでモーターファンjp全体のアクセス数を引っ張り上げているという事実。

 これもひとえに私のおかげである。

 モーターファンjpのほかのライター諸君も、がんばってくれたまえ・・・といいたいところだが、どっこい、本当はジムニーのおかげなのである。

 錯覚してはいけない。

 本当の勝負どきは、こんな↓

 「こんにちは! プレミオ」
 「会社が大変だね! シルフィ」
 「身の丈サイズの普段着セダン! グレイス」
 「タイからようこそ! ミラージュ」
 「インドの検査はちゃんとしてる? バレーノ」

といった、あまり注目されないクルマをタイトルに掲げたときだ。

 これらがこの「よろしくシエラ」と同じくらい読まれたなら、そのときこそ謹んでうぬぼれさせていただく。

 でも、同じ調子で語っても誰も読まなさそうだし、だいいち、そんな提案をしたところで却下されそうだ・・・やはり「ジムニー」のおかげなのだ。

 自分では試していないが、世間のジムニー熱で繁殖したジムニー予備軍&オーナー(彼らを細菌扱いしているみたいでよくないな、このいいかたは)が「ジムニー」で検索、新旧入り交って出てきた挙句、PVが上がっているのだろう。

 そうでなければ新型が売られているときに旧型の話が読まれていることの説明がつかない。

 新型の話だと思って開いたら旧型の話だった・・・「ジムニー」の検索結果にこの「よろしく・・・」も混じることでやってきた人もいると思うと、なんだかブレンド米を売ってしまったような、申し訳ない気分にもなってくる。

 それにしても、こんな記事でも読んでくださっているみなさんに感謝すると同時に、スズキにも感謝しなきゃいけない。

 ほんと、スズキに足を向けて寝られない。

 今日帰ったらふとんの向きを静岡じゃない方角に変えておかなきゃ。

■ワイパーが切れた

 ところで私のすぐ近くの席に、5歳上の福永さんという方がいらっしゃる。

 ↓このモーターファンjpのほかのところで、こんなのを書いている人ね。



 第11回を載せた翌日、

「やまちゃん、思いがけず1位じゃん。」

といってきた。

「思いがけず」という副詞つきである。

 しっけいな。

 なんだか私のことをバカにしているような気がする。

「やまちゃんさあ、おれと違って長い文章書くの好きだろ? ワイパーごときで調子に乗って次もワイパーのこと書けばいいじゃん。それでまた1位になったらワイパーに感謝しなきゃ」

 やはり絶対にバカにしている。

 なるほど、写真を大きくし、少なめの文章で成立させる主義の彼からしたら長文好きに見えるかもしれないが、私だって別に好きで長い文章を書いているのではなく、紙と違ってサイト記事は無制限なのが災いし、勢いで長くなっているだけのことなのだ。

 格別長い文を書くのが得意なわけではない。

 小学校の時分、書いた作文に何度「もうすこしがんばりましょう」のハンを押されたことか。

 というわけで、福永さんの要望どおり、前回に続けて今回もワイパーの話をしていくことにする。

 もともと彼にいわれるでもなく、ワイパースイッチ交換に続けてワイパーゴム交換の話をするつもりではいたのである。

 すでに写真も撮ってあったのだがあまりにも地味なテーマだし、ワイパーがらみを続けざまにしても話が持たないだろうと思い、スイッチ交換でおしまいにし、リコール騒動について書くつもりでいたのだ。

 没フォルダーから引っ張り出して陽の目を当てよう。

 3月29日が1年点検の日だったことは前回書いた。

 その前にきちんと洗車をしておこうという、私にしてはめずらしく殊勝な心がけでクルマの前に立ったとき、ワイパーゴムのちぎれを発見した。

 一般に、ワイパーゴム(リフィル)の交換は1年ごとがめやすとされている。

 見るたびに思うのだが、ワイパーの立場になってみると、このワイパーゴムさんの労働環境はなかなか過酷だ。

 断面形状で見たときの刃先に相当する部分がガラス上の雨をぬぐう。

 ここが2か所の反転のたびに向きを変え、ガラスを円弧状に往復するわけだが、これがワイパーアームのばねに押しつけられながらの変形だからたまらない。

 では晴れの日、ガラス下端部で停止状態にあるワイパーが楽をしているかというとそうでもなく、常に「雨よいつでもかかってこい」でいるだけに相変わらずばねの力を受けており、気の休まるときはないわけだ。

 ガラスとばねにはさまれているわ、晴れの日なら太陽からの熱や紫外線、さらには暑さ寒さにさらされるわで、まちがってもワイパーには生まれ変わりたくないものである。


 これなら寿命がせいぜい1年というのも無理もないというものだ。

 新品交換から寿命までの間、拭う面積はトータルで東京ドーム7つ分と聞いたこともある。

 通例の使い方をしているとき、雨水が線状に残ったり、水の切れが悪くなったら交換どきといわれているが、私も自前の車を持ち始めの頃は、ちょいと線が見え始めようものなら、1年といわず、やや神経質気味に即交換していたものだ。

人間なら日射病になってしまうようなカンカン照りの日、クルマ全体もさることながら、ことにゴムや樹脂部品への負担はかなりのものだ。人間なら水分補給や水浴びで回避できようが、ジッとしていなければならないワイパーゴムにとっては過酷な環境だ。

「いやあ、普通は1年が寿命というが、実のところは半年がいいとこだよ。」

などと知ったことをひとにいっていた頃が懐かしいが、1年未満での交換を続けているうち、安い交換パーツを選んでも、フロント左右やリヤ用の計3本となると存外に安くならないこともあって、考え方を変えることにした。


 ただの使いっぱなしではない、折を見て手入れをしながらの使い方ならどれほど持つものなのか。

 ブルーバードの頃あたりから実践し始めたが、手入れをしさえすれば、1年どころか3年でも4年でも支障なく使えることがわかった。


 先日、前車ティーダを中古車業者に買い取ってもらって手放したが(余談だが、結局2008年3月の納車からこの3月で11年、21万キロ走った。)、これはまだまだ使える状態で、おそらく最後に取り換えたのが2013年頃だったと記憶しているから、ざっと6年や7年は使えていたことになる。

ティーダのフロント左ワイパーの両端。折に触れて手入れしたきたのでちぎれる気配はまったくない。

■手入れ法解説

 ではその手入れ法とは何か。

 その方法、長々と書いた割には大したことではない。

 適当な頻度で、ぬれたティッシュでワイパーゴムの刃先を挟むようにしてぬぐってやるのだ。

 ただそれだけである。

 私の場合は、おおよそガソリン給油3~4回に1回の頻度で、または洗車のたび、ぬれたティッシュでサッサ、サッサと拭っていた。

 作者が亡くなったから引き合いに出すわけではないが、そう、「ルパン三世」に出てくる石川五右衛門の斬鉄剣の手入れのように、刃先を布で拭ってやるのである。

 これを行うとどうなるか。

 斬鉄剣なら刀の輝きが増して切れ味がよくなり、ますます「つまらぬものを切ってしま」うことができるようになる。

 ワイパーの場合はティッシュが汚れの付着で真っ黒になり、ガラスは水切れがよくなって線も残らなくなる。

 この真っ黒が空気中の排気ガスの成分なのか、ゴム内部からにじみ出たカーボンなのか、勉強不足でよくわからないのだが、この黒いのがほぼつかなくなるまで繰り返し拭うとワイパー性能が復活するので、みなさんも試してみるといい。

 だいたい、拭っても線が残るというのは、ゴムとガラスの間にごみが挟まっているからであり、これを取り除けば線がなくなるというあたり前の道理である。

 これをほったらかしにしてごみが溜まっているのに、なお構わずワイパーを動かしているから、そのうち刃先がけずれ(たぶん)、1年ほどで寿命を迎えるのだとにらんでいる。

 ただし、これには前提があって、ガラス表面への撥水処理が必須だ。

 水ぬぐいをワイパーだけに一任せず、ガラス側も水が離れやすいようにしておくことで、ワイパーの負担をいくらかでも軽くするのだ。

 もっとも、撥水処理をしないでこの方法を試したわけでもないから、撥水処理の有無が関連しているかどうかはわからないが、もうすぐ梅雨の声が聞こえるようになることも見据え、できるだけの手当てはしておきたいものだ。

 その撥水処理剤、私は別にメーカーのまわし者ではないが、いつも錦之堂のスーパーレインXを使っている。

 それも、その中でも作業にちょいと手間のかかる、値段の高めのもの。

 洗車後にガラスの水分を拭き取り、こいつをガラスに塗り塗りするのである。

 私も初期の頃は、別メーカーのウェットティッシュタイプやスプレータイプ、さらにはウォッシャー液タイプなども試していたが、経験的に、値段が安くて処理作業が簡単な製品は、効果もその持続期間もそれなりでしかなく、やや値段が張り、施工作業が面倒なものほど効果が大きく、水はじき性も長続きするといえそうだ。

 値が張るといっても700~800円ぐらいのものだし、その効果は、作業が面倒であることのトレードオフを補って余りある。

 また、ウォッシャー液タイプのものはおすすめしない。

 これは撥水処理剤とウォッシャー液をいっしょくたにしたもので、手で塗る作業をウォッシャー噴出時の連動ワイパーに任せるというものだが、効果云々もさることながら、ウォッシャーノズルから吹き出した液の一部がボンネットなり、はたまたフロントガラスを飛び越してルーフにまで付着したが最後、塗装面にシミとして残ってしまう。


 ブルーバードの時分、白いボディのルーフやボンネットに付着したこのシミがいくらこすっても取れなくなり、えらい目に遭ったことがある。

 ボンネットフードがわにウォッシャーノズルのある車は要注意だ。

 ガラスに届かなかった液がノズルとガラスの間に落ちようものなら、ほったらかしにしているとシミになる。

 おかげで私がクルマを選ぶときは、このあたりにまで目をやるほどだ。

U14最終型ブルーバード(2000年3月型)。これしか写真が出てこなかったので、わかりにくいかもしれないが勘弁願いたい。フード上にウォッシャーノズルがあるので、ノズルとフロントガラスの間の部分に垂れた撥水剤入りウォッシャー液がシミになるので気をつけよう。

 その点、わがシエラは後期型で、歩行者保護対策でフードやフェンダーまわりを変えるとともにノズルがカウル樹脂パネル内に移動したから、シミの心配はない。

 もっともノズル位置がフード上かどうかというよりも、ノズルが未塗装樹脂上にあるか塗装された鉄板上にあるかが問題なのであって、新型ジムニーシリーズはカウル側も鉄板にしたから、シミの心配はある・・・とまあ、ゴチャゴチャ考えるくらいなら、ウォッシャー液タイプは敬遠したほうが賢明だということだ。


 それはともかく、少しの手間ですむのだから、このゴムの手入れと撥水処理を併行し、長持ちワイパーをみなさんも実践してみたらいいと思う。

「雨の日の運転は気が重い」

というひとがよくいるが、これらの手を施せば雨の日のドライブもグッと負担が減るだろう。

 このおかげで、私は雨の日の運転なんぞ、ちっとも苦にならないでいる。

 ガラスの上をぬぐった雨水がコロコロときれいにころがり落ちるときの美しさに見とれるくらいで、洗車やガラス処理の後は、むしろ雨の日をも楽しみにするほどだ。

 ただし勘違いしないでほしいのは、撥水処理併用でゴム刃先の手入れを続けたとしても、決して所期の水切れ性能が永遠に続くわけではないということである。


2012年の改良で軽ジムニーは9型、シエラは8型へ。歩行者保護対策でフェンダー、フード周辺を変え、フード自体も軽とシエラとで共通化された。同時にノズルの位置もフード上から樹脂のカウルパネル状に移動。改良直前の写真に適当な角度のものがないので、ここでは軽は8型以前、シエラは7型以前の写真とともにお見せしよう。軽ジムニー6型(写真は2007年型)と10型(同2014年型)、シエラ7型(同)2010年型と自分のシエラ9型(同2018年型)。

 どちらかというと、使いっぱなしならせいぜい寿命が1年のところ、この手法でその寿命が3~4年、場合によっては5~6年に延び、劣化のスピードがゆるやかになるだけと思っていただきたい。

 この方法でもやがては水切れが悪くなり、線も生じるようにはなるのだ。

 また、ワイパーの使用頻度、クルマの使用シチュエーションによって大きく違ってくることはいうまでもない。

■実践・ワイパーゴム交換 編

 さて、ここまでが前段(長くてごめん)。

 ひるがえってわが旧型シエラ。

 ひさしぶりの洗車(寒い時期が続いたので洗車をさぼっていた)でワイパーを見たら、フロントガラス左右、リヤ用すべてのゴム両端が切れていたことは前述した。

 この1年、これまでの車同様、適当な頻度でのゴム拭いは怠らなかったし、だいたい、切れること自体、初めての経験だ。

 手入れしているのに、たった1年で切れるなんて!

ちぎれたゴム。納車から1年、切れるのが私には早い、早すぎる。上2点が右ワイパー両端、下2点が左ワイパー両端。たったの1年で左右ワイパーゴムの両端が切れてしまったわけだ。

 現物を見て考えられる原因はただひとつ。

 このクルマの新車時装着のゴムは、他車や市販交換品に比べ、安くするために刃先が薄くてやわらかい造りにしてあるのではないか?

ということだ。

 当初、いまどきの他車に比べてジムニーのフロントガラスが立っていて、ゴムへ負担が大きいからと考えたのだが、よくよく見たらジムニーも、ティーダや他の車も、ガラスに対するワイパーのピボット(回転軸)はガラス面に対しておおかた鉛直のようなので、ガラスの後傾角はあまり関係ないともいえそうだ。


左がティーダで右がシエラ。ガラスの傾斜角はこんなに違うのだ。

 ただ、ガラスの角度違いに伴って、ワイパー本体のばね力は変わっているかも知れない・・・考えてみたら、両車メーカーが違うから、2台を比べるのが無理というものだ。

 むしろ同じスズキのスイフトあたりと比較するほうが順当だから、機会があったら見比べてみたい。

 自動車というのは、素人が思う以上にいろいろなことが想定ずくで設計されているので、このあたりだって各社各車ごとの思いがけないノウハウが織り込まれているのだと思う。

本当のところはどうなのだろう・・・?

ワイパー接触部を拡大して撮った。上がティーダで下シエラ。シエラは交換前のものだが、ゴム刃先が折れてしまっている。

 さて、能書き、御託並べはここまでにして、ワイパーゴム交換とガラス処理の要領をお見せしよう。

 ちぎれを発見するや、あわててカー用品店に行ってフロント用、リヤ用の計3本を調達、うちの車庫で交換作業。


 伊勢崎のオートアールズで買ってきた自車ブランド品。
 やれ撥水タイプだのなんだのと、安いの高いのいろいろとあったが、並んでいた中でいちばん安い自社ブランド品のスタンダード品を選んだが、どうやらPIAA製らしい。
 長さはフロント運転席側用が450mm、同助手席用が400mmで、リヤ用はかわいい300mm。


 本文では語らなかったが、なぜか新車から間もなくガラス面に生じた、ウォータースポット、いわゆるウロコというやつを、洗車と同時に落とす。


 まぬけなことに、古い品をはずすところを撮り忘れたので、いきなり新品を取り付けるところから。
 作業そのものは割と簡単で、運転席側なら6つあるコの字断面のフランジ先を、ゴムの溝に通すだけ。
 フランジ先は計12か所存在するわけだが、うっかりするとひとつふたつはずして通してしまう場合がある。
 それに気づかずワイパーを動かしてしまうとガラスに円弧状の傷がつくことになるので注意!


 ゴムのおしまい部分には長方形の穴(赤丸)が空いており、ここに最後のフランジをはめて終了。
 12個のフランジをゴム溝に維持したまま、(ほぼ)直線方向に力を入れてはめ込むので、ちょいとコツが要るポイントである。
 不慣れな人は戸惑うかもしれない。


 念のために申し上げると、このタイプのワイパーは「トーナメント式」と呼ばれる。
 理由はお察しのとおり、スポーツ競技のトーナメント戦(勝ち抜き戦)でよく出てくるあれの形をしているからだ。


 これな。
 よく出てくるあれ。
 そのまま「トーナメント表」というのだそうな(福永氏、談)。


 リヤ用の交換要領は同じだが、スペアタイヤを背負わせているからということなのか、ワイパーのアームそのものはフロント用と違って起こすことができない構造になっている。
 たまたま洗車のためにスペアタイヤをはずして作業したが、やはり起こす構造にしておいたほうがいいように思う。


■実践・ガラスの手入れ 編

 さあ、次は撥水処理に入る。

 これはさきのワイパー交換後、ある程度の日数が経って洗車したときに撮ったものである。
 おおかた解説ずみだが、あらためて写真付きで。先のウロコ処理剤を水流しし、ある程度水気を切ったら撥水剤を塗布する。

 前にぬりぬりぬりぬり・・・


 後ろにもぬりぬりぬりぬりぬりぬりぬりぬりぬりぬりぬりぬりぬりぬりぬりぬり・・・


 全面に塗ったらしばらく時間を置く。


 乾かしている間、先述のゴム刃先の手入れ。ぬれたティッシュで刃先を往復させると・・・


 ほら。
 新品もたった数週間でこれだけ汚れていたわけだ。


 撥水処理に戻って、ゴム交換中に乾いた(ことになっている)撥水剤を、かたく絞ったぬれタオルでふき取る。
 拭うときの感触はねとっとしている。
 全面を拭きあげたら作業終了・・・


 ・・・のはずなのだが、ただ拭いただけでは写真のような、7色のにじみ線がどうしても残るので(写真はリヤガラス)・・・

筋(すじ)になった拭き跡の線がわかるかな?

 時間に余裕があるならさらに数時間置いて完全に乾燥させ、こんどは乾いたタオルで空ぶきする。
 ガラス清掃の間隔が空くとここに油膜汚れが加わり、また別のケミカル材が必要になるのだが、この1年、ガラス拭きだけは頻繁に行っていたので、ひとまずはこれで透明なガラスになったので作業終了。




 ここで再度、前回の動画を載せておく。
 このとき、ホース先のノズルを雨状にして水を放出したわけだが、水がガラス面をコロコロコロコロと、玉のようになって落ちていくのがおわかりになると思う。

 終わり!

(おまけ)
 1年点検前の今回ばかりは、フェンダーにあるアンダーミラー根元のシミやスペアタイヤ裏まで徹底的に洗車してやろうと、スペアタイヤをはずし、アンダーミラーをはずして洗ったのだが、アンダーミラー取付部にはこんなスペーサ―がついていた。

 色が悪趣味である。

 クルマのパーツとは思えん・・・。


(第13回につづく)


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