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20代から高めておきたい投資・資産運用の目利き力 第105回 積立NISAと積立ETHと積立BTCと-効率のよい投資と運用、おさえておきたい基本ルール

マイナビニュース / 2024年4月12日 9時0分

画像提供:マイナビニュース

「人生100年時代」と言われる現代。20代でも早いうちから資産形成を進めることが求められています。一方で、どのように投資・資産運用の目利き力を磨いていけばいいのか、悩んでいる方は多いのではないでしょうか。

この連載では、20代の頃から仮想通貨や海外不動産などに投資をし、現在はインドネシアのバリ島でデベロッパー事業を、日本では経営戦略・戦術に関するアドバイザーも行っている中島宏明氏が、投資・資産運用にまつわる知識や実体験、ノウハウ、業界で面白い取り組みをしている人をご紹介します。

今回のテーマは、投資信託や暗号資産の積立投資についてです。

○忘れる投資が心地いい

投資・資産運用には、「長期」「積立」「分散」という原則があります。この原則に従うのが、効率がいいと言えるでしょう。NISAやiDeCoのような制度もありますので、家庭と家計の状況にもよりますが、

・NISAをつみたて投資枠で月10万円×夫婦2人で年240万円
・iDeCoを会社員なら月2.3万円×夫婦2人で年55万2000円

これだけでも月24万6000円の積立投資ですから、続けられたら十分すごいことです。さらに成長投資枠の年240万円を夫婦で(年に計480万円)すれば、月64万6000円の積立になりますが、これを毎月続けられる人は少ないでしょう。

制度を活用するだけでも、夫婦2人でかなりの額を投資・資産運用に回すことになります。生涯投資枠の1800万円を超えて10年、20年と長期で続ければまとまった資産になるでしょう。

銘柄は、全世界株式や全米株式、S&P500などのインデックスファンドでもいいですし、余裕資金があるなら、まずはNISAの枠を埋めるか、ビットコインやイーサリアムなどのメジャーな暗号資産をドルコスト平均法で買い増していくのもいいと思います。「積立NISA、積立ETH(イーサ、イーサリアム)、積立BTC(ビットコイン)」です。ちなみにこの順番を推奨しているわけではなく、なんとなく語呂がいいからです。今はNISAの成長投資枠でビットコインやビットコインETF、イーサリアムを購入することはできませんが、いずれは可能になるかもしれません。

NISAで買う銘柄については、株式だけでなく債券、REITなども含むバランス型でもいいでしょう。人気のオール・カントリーでもいいのですが、「地域の分散」にしかなりません。株価は、暴落すればアメリカも日本も新興国も暴落するので分散にならないからです。「資産の分散(種類の分散)」「地域の分散」「時間の分散」をして、積立設定をしたらあとは放置して投資したことを忘れるくらいが心地いいのではないでしょうか。

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