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酒場の達人・パリッコ流「ひとり飲み」初めの一歩-店選びは? どこに座る? 一生やっても飽きない楽しみ方とは

マイナビニュース / 2024年4月3日 11時5分

画像提供:マイナビニュース

みなさんは「ひとり飲み」ってしますか?

「大好き!」という方や、「ひとりで飲むなんて絶対に嫌! 私は人と飲むのが好きなの」というポリシーをすでにお持ちの方は、いいんです。けれどもなかには、

「やってみたいけど、勇気が出なくてまだ経験がない」
「気にはなってるけど、本当に楽しいの?」

なんて方もいるんじゃないでしょうか。
○■ひとり飲みは楽しい

あくまで個人的意見ですが、ひとり飲み、めちゃくちゃ楽しいです。今回は、酒場に通いだして早25年以上。重度の酒場好きで、お酒のことについてだけを書く専門のライターにまでなってしまった僕が、お店選びについてや、ひとり飲みの魅力についてを書かせてもらおうと思います。もちろん、世の中にはいろんな考えかたの人がいますし、あくまで、ひとりの酒飲みの意見として、参考程度にお読みください。

○■必要以上にびびることはない

さて、初めてのひとり飲み最大のハードルといえば、「お店に入るのが緊張する」が圧倒的に多いんじゃないでしょうか? ただよく考えると、飲食店に入るのに緊張するというのもよくわからない話なんですよね。だってどんな飲食店も、お金を払ったらその対価として料理やお酒を提供してくれるという、シンプルな場所には変わらないんだから。

けれども、その気持ちはよくわかります。僕はこういう仕事をしているので、近年はさすがにそのあたりの感覚がバカになってきてしまっているんですが、

「外から金額が分からなくてこわい。ぼったくられるんじゃないか?」
「コワモテの大将に(なぜか)怒られるんじゃないか?」
「店に若い奴が入ってきたと、常連さんに嫌な顔をされるんじゃないか?」
「お店独自のルールがあって、知らないとバカにされるんじゃないか?」

などなど、慣れないうちは不安要素を心に抱いてしまうものです。

でも、よく考えてみてください。なにも見るからに高級なレストランに入っていくというわけではない。赤ちょうちんが目印の大衆酒場でも、今風の立ち飲みバルでもいいんですが、あくまで大衆的なお店で飲んで、そこまで高額なお代を請求されることって、ありえないんですよね(あ、繁華街の雑居ビルの上のほうにあるような店に、客引きの人についていってしまうなんてパターンは別ですよ。ご注意を)。

また、確かにごくまれに独自のルールがある店も存在しますが、知ったかぶりなどせず「わからないので、教えてください」という姿勢でいれば、基本的に嫌な顔をされることはないでしょう。一見コワモテの大将も、きっと優しさを見せてくれるはずだし、常連さんが親切に教えてくれることも多いです。

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