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「“名画になった”海 展」「TEHAI」……クリエイティビティで社会課題を解決! 電通デジタルの「ソーシャルプロジェクト」とは

マイナビニュース / 2024年4月9日 8時0分

画像提供:マイナビニュース

企業規模の社会貢献活動が活発化するなか、ひときわ存在感を放っているのが「電通デジタル」である。

とりわけ、クライアントとともに社会課題の解決にあたる「ソーシャルプロジェクト」は、世界3大広告賞のひとつである「カンヌライオンズ」でショートリストを受賞するなど、その実績は目を見張る物がある。

しかし、なぜ電通デジタルはそういった取り組みに注力し続けるのか。今回はクリエイティブ領域の執行役員で、「ソーシャルプロジェクト」の責任者でもある田中 寿氏のもとを訪問。プロジェクトの狙いや展望、今後の課題などについて話しをうかがった。

○■電通デジタルの「ソーシャルプロジェクト」って何?

――まず、田中さんのこれまでのご経歴を教えてください。

2002年に電通に入社して、最初はラジオ局で放送局担当としてラジオ広告のセールスをしていました。その後は営業局を経て、2011年にクリエイティブプランニング局に転局し、クリエイティブ人生が始まりました。

2017年にはGM職、いわゆるクリエイティブディレクターになって、さらに2021年に新設されたCXCC(カスタマーエクスペリエンス・クリエーティブ・センター)でまたGMに就き、2023年から電通デジタルの現職ですね。

――さっそく電通デジタルの「ソーシャルプロジェクト」について話をうかがいたいのですが、そもそも「ソーシャルプロジェクト」とは何でしょう?

直訳すると「社会課題」「社会計画」ということになりますが、簡単に言うと、電通デジタルが立ち上げた、「地球規模の社会課題をクリエイティブアイデアで解決しよう」という試みのことです。

――なぜ、「ソーシャルプロジェクト」を立ち上げるに至ったんですか?

電通デジタルのパーパスとして「人の心を動かし、価値を創造し、世界のあり方を変える。」というものがあります。だからこそ、社会課題に対しても世界のあり方を変えられるような課題を選択して、クリエイティビティを活かして解決していこう、と。そういったスタンスで2017年にこのプロジェクトが立ち上がりました。

――「ソーシャルプロジェクト」を立ち上げたキッカケなどはあったのでしょうか?

実は、2017年頃というのは世界的に「企業は自らのメリットだけでなく、地球のメリットも考えなければいならない」という考えがトレンドになった頃だったんですよ。電通デジタルのクライアントの多くもソーシャルイシューに関心を持ち始めた時期でした。

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