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「ミライスピーカー・ミニ」ミニレビュー - 人の声の明瞭度が高い、これは2万円の価値アリかも

マイナビニュース / 2024年4月7日 10時0分

画像提供:マイナビニュース

サウンドファンが高齢者・難聴者向けに開発した「ミライスピーカー」シリーズの新製品、「ミライスピーカー・ミニ」が2月末から販売を開始しています。

テレビなどの音を近くで聞き取りやすく再生する、いわゆる“お手元スピーカー”に近しい製品ですが、従来の29,700円から19,800円へ、グッと買いやすい価格になったほか、本体デザインの変更、音質の改善と盛りだくさんの変化が詰め込まれました。

今回、前モデル「ミライスピーカー・ホーム」のユーザーである筆者の70代の母に、メーカーから借りた新モデルを試聴してもらいました。果たして聞こえ方はどう変わったのでしょうか?

ミライスピーカー・ミニの特徴はざっと以下の通り。

湾曲させた平板を振動板に採用
サイズは現行のホームとほぼ同じ
約1万円値下げした19,800円に
全体をブラック基調に変更
人の声がより自然に聞こえるように

外観に大きな変化はなく、曲げた平板を振動板とした扇形の特徴的な形を引き継いでいます(サイズはW90×H154×D200mm、重さは約0.6kg)。前モデルでは白だった振動板は(兄弟機の「ミライスピーカー・ステレオ」と同じ)黒となり、テレビ前に置いても目立たなくなりました。細かい部分ですが、持ち上げやすいよう脚を設けたり、音量ツマミのデザインを変更したり、前面下部のロゴを見やすくしたりもしています。

前モデル「ミライスピーカー・ホーム」と同じく(関連記事:ラジオの音量が大きい母に「聞こえやすい」スピーカーをプレゼント)、ミライスピーカー・ミニも届いたままの状態から、全て母一人でラジオとつなぐセットアップを進めてもらいました。デジタル製品にはうとい母ですが、説明書もなんのその、ノールックで進めていき、特に手助けも必要とせず、無事にセットアップが終わりました。

セットアップに要した時間は10分強とごくわずか。「前のスピーカー(ミライスピーカー・ホーム)と同じとこに挿してけばいいんでしょ? かんたんかんたん!」と胸を張る母でしたが、いざラジオを再生しようとしても音が鳴りません。母があれやこれやと悩んだまま時間が過ぎていく様子を見かねて、筆者はそっと、ミライスピーカー・ミニの背面にある電源スイッチを入れました。

早速、ミライスピーカー・ミニとミライスピーカー・ホームの音を聴き比べました。全体的に音質が改善され、人の声がよりクリアになった印象です。また、低音がより強く、自然に聞こえるようになっていました。新旧製品で音量ツマミを同じ位置に合わせた場合、全体の音量も上がっているように感じます。

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