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資生堂、逆転の発想で生まれた“肌に美容液が最初に触れる”ファンデを提案

マイナビニュース / 2024年4月4日 12時31分

画像提供:マイナビニュース

資生堂は、「彩る美容液、という奇跡。」をキーメッセージに、新たなベースメイクカテゴリーとして同社独自技術である「セラムファースト技術」を搭載した「ファンデ美容液」を開発したことを発表。4月2日に開催された発表会では、コミュニケーションアンバサダーに俳優の河合優実氏を起用し、CMをはじめとした各種広告にて今後訴求していくことを明らかにした。

同社が20~30代のベースメイクをしたことがある女性を対象に2024年3月に同社が行った美容意識調査によると、コロナ禍を経て外出が減り、それと並行して自分自身と向き合う時間が増えたことで、肌についても考える時間も増えたこともあり、「未来の自分自身への投資」であるスキンケアへの興味関心が増加傾向にあることが分かったという。

また、メイクへの意識にも変化があり、2024年2月に同社が行った化粧行動調査では肌をきれいに見せたいと思う一方で、できるだけ肌への負担は少なくしたいと考える人が増え、ファンデーションを使わない「ノーファンデ派」や週4日以上ファンデーションを使わず、気になるところだけコンシーラーや色付き化粧下地で仕上げるといった「レスファンデ派」が増加。外出機会が増えた今もなお、ノーファンデ派とレスファンデ派の合計が全体の約70%を占めているとし、同社では大きな価値観の変化と捉えているとする。

そうした背景から資生堂が開発したのが“ファンデ美容液”という新たなベースメイクカテゴリーとなる。ファンデーションと美容液を融合させた商品は、肌への負担が少なくスキンケア効果もあるとし、化粧品市場のトレンドとして他社でも多く見られるようになっているが、その多くは「美容液ファンデ」といわれる、ファンデーションに美容液成分を加えるという手法であるとする。そうした美容液ファンデは、油が水分を取り囲むW/O型(Water In Oil型)が主流であり、美容液成分を数少ない水部分に配合しなければならないため、美溶液成分を配合できる量に限りがあるという課題があったという。ファンデ美容液は、そのさらに先に進化した形として、美容液の中にファンデーション成分を閉じ込めることを可能とする独自の乳化技術「セラムファースト技術」を開発することで実現されたもので、そうした逆転の発想から商品が生まれたことからカテゴリーの名称も従来の美容液ファンデではなくファンデ美容液としたとする。

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