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笠松将、ハードな道のりをブレない姿勢で「地道に頑張ってれば絶対誰かがどこかで見てる」

マイナビニュース / 2024年4月6日 6時0分

画像提供:マイナビニュース

WOWOWで4月6日から放送&配信がスタートする日米共同制作のドラマ『TOKYO VICE Season2』(WOWOWプライム/WOWOW4K/WOWOWオンデマンド 毎週土曜21:00~ 全10話 ※第1話は無料放送。WOWOWオンデマンドでSeason1全8話配信中)。1990年代の東京を舞台にヤクザが牛耳る闇社会のリアルを、日本の大手新聞社に就職した米国人新人記者ジェイク(アンセル・エルゴート)の視点から描く本作。ジェイクと意気投合する若きヤクザのリーダー佐藤を鮮烈に演じ、Season2でも活躍が期待される俳優・笠松将を直撃。自身のキャリアにおける本作の位置づけや、笠松が海外の俳優にも引けを取らず堂々と芝居ができる理由を語ってもらった。

――『TOKYO VICE 』での若きヤクザのリーダー佐藤役で、日本のみならず、世界各国の視聴者から熱視線を集めている笠松さん。Season1への出演を契機に、日本の大手事務所から独立し、米ハリウッドの大手エージェントCAAと契約を結ばれたことも大いに話題になっています。ズバリ笠松さんのキャリアにおける『TOKYO VICE 』の位置づけは?

『TOKYO VICE』の"おかげ"でこうなったのか、『TOKYO VICE』の"せい"でこうなったのかは、まだわからないですが(笑)。いまのように、日本のハイレベルな作品に関わりながら、海外の大型作品にも出演するような生き方をするにあたり、『TOKYO VICE』が転機になったことだけは間違いないですね。この作品との出会いは、僕にとって実はかなりドラマチックでもあって……。俳優業に行き詰まり、壁を感じて光が見えなくなっていた時期に巡り合った作品なんです。あの頃の自分からすると、こんな風に30代を生きていること自体、ちょっと信じがたいので。

――なぜチャンスをつかめたと思いますか?

僕の場合、海外の作品にどうしても出たいと思っていたわけでは全くなくて。ずっと自分に与えられた役や作品と向き合って、掘って、掘って、掘り続けているうちに、気がついたらいつのまにかブラジルまで到達していた、というような感覚なんです(笑)。別に日本でも海外でもどっちでもいいから、とにかく芝居で認められたかった。ターゲットを絞って、そこに向けてカスタムすることでステップアップしていくやり方もあるとは思いますが、時代は常に回っているから、 一つの役や芝居をとことん突き詰めていけば、一周回っていつの日かまた、それが最先端になるはずだと信じてやってきた。その結果、僕の場合はマイケル・マンから電話がかかってきて、WOWOWに呼ばれたっていうだけなんです。

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