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「AirDropは万能」「周辺機器いらず」音楽高校の生徒がMacを指名買いするワケ

マイナビニュース / 2024年4月5日 6時0分

画像提供:マイナビニュース

音楽大学や音楽高校といえば、音楽家や音楽の先生を目指す人が通う学校、というイメージを持つ人が多いのでは。ですが、昨今の音楽高校はAIを駆使して聴覚と視覚を融合させた新しい表現の研究など、イマドキな学習を進めています。そんな音楽高校では、多くの生徒が日々の学習の相棒としてMacBookシリーズを選んでいるそう。その理由を5人の高校生に聞きました。

音楽を軸にした新たな学びに活躍するMac

若手ピアニストとして知られる角野隼斗さんがApple 表参道で美しいピアノの演奏を披露したToday at Appleの特別セッションには、東京音楽大学付属高等学校の生徒5名も参加していました。音楽専攻の高校である同校は、ピアニストなどプロの音楽家として活躍したい、音楽の先生になりたい、など音楽を生かして活躍したいと考える人が多く在籍しています。しかし、変化する時代に対応すべく、音楽を軸にしながら音楽を社会にどう生かすかをテーマに探求する新しい学びも取り入れています。

その1つが、音楽と何かを掛け合わせたり、音楽を使って何かを作ったりという内容の学び。ピアノを弾いた音をMacに伝達すると、その音に応じた映像をAIで生成して表現する、という研究が進められ、視覚と聴覚をリアルタイムに融合させる新しい試みとして学内外で話題になったそうです。

そのようなコンピュータと音楽を連携させた学びを実施している同校ですが、学校としてはパソコンの購入は強制ではなく任意となっています。しかし、作曲やクリエイティブをする生徒にとってパソコンは欠かせない存在であり、30人前後のクラスのなかで5~6人が日々学校に持参しているそう。驚くのが、1人を除いてすべてMacBookシリーズ、というほどMacの割合が高いといいます。

作曲や編集など音楽関連のソフトが充実しているから、とMacの魅力を理解して選ぶ人もいる一方で、持っているスマホがiPhoneだからパソコンはMac、と選ぶケースも多いそう。生徒は、実に9割ほどがiPhoneユーザーだといい、おのずとパソコンもMacが大半を占めることになったようです。

「iPhoneで録音した音声をMacでサンプリングし、音楽制作に使うことが多いです」「学習の様子を学校のホームページに掲載しているのですが、原稿は通学などの際にiPhoneのPagesでザッとまとめ、Macで清書しています」など、MacはiPhoneとの共有が容易な点を評価する声が挙がりました。

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