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20代から高めておきたい投資・資産運用の目利き力 第106回 若者・よそ者・バカ者を排除しない―GuardTech検討コミュニティが共創するホケンノミライ

マイナビニュース / 2024年4月26日 9時0分

画像提供:マイナビニュース

「人生100年時代」と言われる現代。20代でも早いうちから資産形成を進めることが求められています。一方で、どのように投資・資産運用の目利き力を磨いていけばいいのか、悩んでいる方は多いのではないでしょうか。

この連載では、20代の頃から仮想通貨や海外不動産などに投資をし、現在はインドネシアのバリ島でデベロッパー事業を、日本では経営戦略・戦術に関するアドバイザーも行っている中島宏明氏が、投資・資産運用にまつわる知識や実体験、ノウハウ、業界で面白い取り組みをしている人をご紹介します。

今回は、金融庁Japan Fintech Week連携イベントとして2024年3月8日にFinGATE KAYABAで開催された、国内最大級の保険業界カンファレンス「ホケンノミライ2024」の前後日談について、イベントを主催したGuardTech検討コミュニティ・代表の温水淳一氏にお話を伺いました。

○保険業界のオープンAPI普及と協業・共創を推進する「GuardTech検討コミュニティ」

――GuardTech検討コミュニティ主催のイベント・勉強会には何度か参加させていただいていますが、今日は3月に開催された「ホケンノミライ2024」についてお聞きしたいと思います。イベントのお話の前に、まずはGuardTech検討コミュニティについて復習させてください。

温水淳一氏(以下、温水氏):銀行業界では「オープンバンキング」という言葉が以前から使われており、それを保険業界でも実現したいと考えました。GuardTech検討コミュニティを立ち上げた当初は、保険業界のオープンAPIの普及を目指す有志団体だったのですが、今では協業・共創を推進する有志団体になりました。テクノロジーのことだけではなく、縦割りの組織や文化からの脱却、業界のカルチャーを変えるための活動を行っています。

インシュアテックに限らず、フィンテック人脈のエコシステムをつくっていきます。個人がつながるために、まずはSNSでグループをつくったり、オンラインの勉強会や交流会、イベントを開催したりと、手軽にできることからスタートしました。5年ほどそんな活動を続けて、土台ができてきたと感じています。

また、若手の閉そく感、チャレンジできない環境をなんとかしたいという思いもあって、GuardTech検討コミュニティを立ち上げました。有志団体ですから、外部の人がすんなり入れるのが良いところです。これが「企業と企業」の関係になると、取っ掛かりがないと社外の人と出会うことも難しくなります。GuardTech検討コミュニティが「個人と個人」「個人と企業」「企業と企業」のハブとなり、取っ掛かりにしてもらえればと思います。

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